大人気絵本がカレンダーに!
手帳ブランドNOLTYから「スケジュールを親子で共有できる楽しいカレンダー」が発売された。その名も「大ピンチずかんカレンダー」。
キャラクターものや人気アニメではなく、敢えて「大ピンチずかん」とコラボしたというのがまず興味深い。「ピンチを楽しく乗り越えよう!」「誰だってこんな失敗しちゃうんだよ」というのがこの絵本のテーマで、日々色んなピンチのたびにドキドキしてしまう子どもたちに「大丈夫だよ」とエールを送ってくれる。
で、その中身は?
通常、カレンダーのレイアウトは上半分にイラストや写真があり、下半分が日付になっているが、「大ピンチずかんカレンダー」では、日付の部分が広くスケジュールを書くスペースがゆったりしている。小さな文字を書くのがまだ苦手な低学年の子どもたちでも予定が書きこみやすいし、家族みんなのスケジュールを記入するのにも便利だ。

そのうえ大ピンチエピソードがひと月分にたくさん入っているのも愉快だ。
この画像では1番上にリュックサックが大変なことになってしょんぼりしている男の子がいる。その左下には「せんせいに おかあさんと いってしまった」という誰もが経験しそうな場面が! さらに「おべんとうを わすれた」という男の子……。1カ月にいくつもの大ピンチがあるけれど、それらを「ふふふ、おかしいね」「これやっちゃうよね」と笑っているうちに「気にしなくていいよ、みんな失敗をするんだからね」と、絵本と同様に小さな心を温かく包み込んでくれる。
低学年の子たちにやさしい!
優しさ溢れる、そんな「大ピンチカレンダー」には「ついたち」「ようか」「はつか」など、小さな子どもたちには少し難しい日付の呼び名が平仮名で入っている。もちろん祝祭日もわかりやすく太字で表記。とにかく子ども目線で丁寧に作られている。
ピンチを笑いに変えよう

極めつけは、このシール!
普通のカレンダーなら、誕生日や旅行などのワクワクする日に貼るものだけが付いているのだが、「大ピンチずかんカレンダー」には、「はずかしい」「ドキドキ」「ふあん」という、ひと味違った“大ピンチの気もち”シールも付いてくる。日々色々な大ピンチに見舞われることがあっても、このシールを貼ればなぜだかきっと笑えてしまうはず。失敗を「恥ずかしい」から「オモシロイ」に変えていける、とっておきの仕掛けだ。
大人にも大ウケ!

最後に、取材現場にいた大人たちが全員「やったやった!」「今でもありますよ~」と1番ウケたのが、7月のこれ。案外みんなこんな恥ずかしい失敗を大人になってもやっちゃってるのである。「ちゃんと便座下げといてよ」「男子は座ってやってよね」と、挙句には人のせいにまでして大笑い。
クリスマスやお年玉シーズンのギフトにぴったりだし、家族で食事をする場所から見えるところに貼っておくと会話が弾みそう。大ピンチなんて、本当はあまり起きて欲しくはないけれど、どんなピンチにもきっとどこかに解決策はあるし、時間が経てば笑える日もやってくる。備えあれば患いなし! 「大ピンチずかんカレンダー」で、2026年の心の危機管理対策は万全だ!
◆大ピンチずかんカレンダー https://jmam.shop/shopdetail/000000006775/
◆大ピンチずかん 作:鈴木のりたけ 小学館 定価1650円(税込)発売日2022.02.16
https://www.shogakukan.co.jp/books/09725138


