ブラシじゃ届かない「便座のすき間」の“隠れ汚れ”を隅々まで落とす“プロの掃除ワザ”「意外!」

家のこと

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2025.12.20

「最近なんだかトイレのニオイが気になる……」そんなこと、ありませんか? それはもしかすると、“掃除しにくい場所”に汚れが溜まっているサインかもしれません。ブラシが届きにくい場所の掃除は、気になっていても、つい後回しにしてしまいがちですよね。そこで今回は、お掃除のプロである、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のみけままさんに「身近なアイテムを活用した掃除方法」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……タスカジのみけままさん

タスカジのみけままさん出典:taskaji.jp

家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。20年以上もの間、家事代行・ハウスクリーニングに携わり、経験を生かしたテクニックで家中の汚れをピカピカに。レビュー評価が圧倒的に高く、熟練の掃除ワザでリピーター続出。タスカジで講師としても活動している。テレビ・雑誌・WEBなど各種メディアにも多数出演し、生活に役立つ家事ワザを紹介している。

ブラシが届きにくい「便器と便座まわりのすき間」の掃除方法

トイレの便器出典:stock.adobe.com

日常のトイレ掃除で見落としがちなのが、「便器と便座のすき間」「フタと便座の接合部の根元」などの細かなパーツまわりです。特に内側には汚れが溜まりやすく、放っておくと黄ばみやニオイの原因になることもあるため、こまめなお掃除が大切です。

今回は、そんな“届きにくい場所”をすっきりキレイにするお掃除方法をご紹介します。

用意するもの

  • クエン酸スプレー
  • トイレットペーパー
  • 不要になったプラスチック製のポイントカードや、薄めの定規
  • クロス
  • 手袋

クエン酸スプレーは市販のものでOKです。手作りする場合は、100円ショップなどでよく見かけるスプレー容器にクエン酸の粉末を入れて用意してください。頑固な黄ばみ汚れには濃度を少し高めにしたほうがより効果的。私は容量270mlのショートタイプのスプレーボトルに水を入れ、クエン酸の粉末を大さじ1杯ほど入れて作っています。

※上記のタスカジさん独自の掃除方法は頑固な汚れ用の濃い配合です。濃度が高いと素材によっては変色のリスクが高まるため、必ず目立たない場所で事前テストを行ってください。不安な方は、水200mlに小さじ1杯を入れて作ってください。

1.トイレットペーパーをカードに巻きつけ、クエン酸スプレーを吹きかける

すき間にぴったりな即席お掃除グッズの完成

ポイントカードや定規に、トイレットペーパーを数枚重ねて巻きつけ、クエン酸スプレーを角までしっかり吹きかけて染み込ませます。これで、専用ブラシがなくても、細部まで届く即席のお掃除グッズとして活用できます。クエン酸が直接手に触れないよう、手袋をつけて作業してください。

2.すき間に入れて汚れをこすり落とす

接合部のすき間に

内側からもこする

接合部の根元まわり

カードの角を使い、すき間や溝に沿ってこすると、汚れがスルッと落ちやすくなります。頑固な汚れには、カードの角で“こそげ取る”ようにすると効果的です。普段なかなか手が届かない部分も、この方法ならしっかり隅々までお掃除できますよ!

※ポイントカードはしなやかに曲がるので沿わせやすいですが、定規を使う場合は折れないように注意してください。

3.水拭きで仕上げる

水拭きと乾拭きで仕上げる

水で濡らしたクロスをカードに巻きつけ、しっかり水拭きをして、クエン酸や汚れをきれいに拭き取ってください。

一見キレイに見えるトイレでも、すき間や裏側には意外と汚れが潜んでいるもの。気になったときにサッとできる方法なので、日々のちょこっと掃除や大掃除の仕上げにもおすすめです。今日からぜひ取り入れてみてくださいね!

※クエン酸スプレーは、使用上の注意をよく確認のうえ、使用してください。

取材協力:タスカジタスカジ研究所

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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