「今日1日何もしていない」と思っていた私が「10日で約90時間」もがんばっていた“意外な真実”

掃除・暮らし

2026.09.22

『時間が貯まる 魔法の家事ノート』など時間術の本を書いている三條凛花です。この記事では、だらだらするのが苦手な私が使い始めたアプリ「ねこ勤怠」について紹介します。家事や勉強など「仕事以外」の時間を記録すると、「こんなにやってたんだ!」と気づけて、休むときの焦りも罪悪感もぐっと減りました。記録はボタンを押すだけなので、無理なく続けられますよ。

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「今日、何してたんだろう」と思う日がある

あなたは「だらだらする」のは好きですか? ソファでスマホをぼうっといじったり、目的もなくゲームをしたり動画を見たりするような時間のことです。

私は、苦手です。予定がない時間にだらだらしていると、「もっと何かできたんじゃない?」と焦りや罪悪感を覚えがちだからです。

色々していたはずなのに、思い出せない。

私は「時間の使い方」について本を書いているので、SNSでよくこのテーマでアンケートを取ります。すると不思議なことに、いつ、どのSNSを使って質問しても同じような結果になるのです。

だらだらするのが好き→8割
だらだらするのが苦手→2割

私のように「だらだらするのが苦手」な人は、少数派ですが確かにいるのだと知りました。だからこそ、同じ悩みを持つ人に届いてほしいと思い、この記事を書いています。

長年、時間の使い方と向き合ってきて思ったことがあります。だらだらするのが苦手な理由は、理想が高いからなのかもしれません。本当は、いろいろなことを日々がんばっているのに、何もできていないような気がする。だから、休むことに罪悪感がある……。

そんなときに出会ったのが「ねこ勤怠」というアプリです。このアプリを使ったら、休むときの居心地の悪さがぐっと減りました。

「ねこ勤怠」ってどんなアプリ?

「ねこ勤怠」は、活動した時間を記録できるアプリです。

「ねこ勤怠」のホーム画面。出勤ボタンと、てくてく歩くドット絵のねこが見えるスクリーンショット

このアプリでは、「出勤」ボタンを押すと、ねこのイラストが歩き始めます。休憩や退勤もワンタップで記録でき、週の目標や月のカレンダーから、自分がどれくらい活動したかを振り返ることができます。

記録する内容は自分で変えることができます。たとえば私は「家事」「子ども」「読書」「勉強」といった項目も加えています。

1日の過ごし方を見える化する。この行動自体は、長年、なんとか自分でもやりたいと思って試行錯誤してきました。けれども、紙に書いたり、Excelで作ったりするのは挫折していました。

アプリならではの手軽さが、記録を無理なくかんたんにしてくれます。

目標やおやすみ日など、設定画面をのぞいてみると楽しいです。なお、ねこの名前は自分で決められます。

「ねこ勤怠」の設定画面のスクリーンショット

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「いろいろやったのに……」を見える化する

私が特にいいなと思ったのは、「何をしていたのかわからない」と感じる日の振り返りです。

仕事以外の時間に何をしていたか、あなたは覚えていますか? そのときは何かしていたはずなのに、夜になると「今日って何してたんだろう」とわからなくなる。私にはそういうことがよくありました。

記憶にないから「今日も何もできていないな」と思っていたんです。

だからこそ、そんな日の記録を見返して驚きました。家事をして、子どもの送迎をして、勉強までしていました。「こんなにやってたんだ!」と気づけて、なんだかほっとしました。

家事・育児・仕事に加えて勉強もしています。

これはある日の午後に撮ったスクリーンショットです。「ねこ勤怠」の日ごとのがんばりが見えるスクリーンショット

こちらは月ごとの画面です。8月下旬に使いはじめたので、たった10日分の記録です。でもその短い日数でも、家事と育児だけで90時間近くがんばっていることがわかりました。
こんなふうにグラフで自分がやってきたことを振り返れるとうれしいですよね。

「ねこ勤怠」の日ごとのがんばりが見えるスクリーンショット

時間を記録すると、見えなかった「やったこと」が数字として残ります。むだにしていると思っていた時間の中にも、意外といろいろなことしているのだと気づけます。

「出勤」と「退勤」で、一日にメリハリをつける

もうひとつ気に入っているのが、「出勤」と「退勤」という区切りです。

朝、「今日はこれをやろう」と思ったら出勤ボタンを押します。「やる気スイッチ」を入れるように、物理的に手を動かして、気持ちを切り替えるきっかけになっています。

そして、違うことをするときは「子ども」「勉強」など、あらかじめ決めたボタンを押すだけでいいのでかんたん。休憩もボタンひとつです。

「出勤」中。ボタンを押して、ねこが歩き始めている画面のスクリーンショット

そして一日の終わりに退勤ボタンを押します。

「何もしていない気がして休めない」のなら、まず「これだけやった」と見えるようにする。私には、この使い方が合っていました。

毎日がんばっているはずなのに、「何もできていない」と感じてしまう。だから、だらだらするのが苦手。
そんなときは、できなかったことを数えるのではなく、できたことを記録してみるのもひとつの方法です。

※2026年9月9日時点のアプリの情報です。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

エッセイスト、整理収納アドバイザー

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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