重曹より洗浄力が高い“100均のセスキ炭酸ソーダ”をつかった掃除術。窓ガラス・コンロ…家中きれいに!

家のこと

2022.10.07

「セスキ炭酸ソーダ」はご存知ですか?重曹やクエン酸と並んで、100円ショップでも見かけたことがあるかと思います。セスキ炭酸ソーダは重曹と同じく、ナチュラル洗剤。手肌にやさしく、油汚れや皮脂汚れを落とすことができます。今回はセスキ炭酸ソーダを溶かして使う”セスキスプレー”の便利な掃除法5つをご紹介します。

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セスキ炭酸ソーダとは?

ダイソーで売られているセスキ炭酸ソーダ

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。

100円ショップでもよく見かける「セスキ炭酸ソーダ」通称「セスキ」といわれています。
重曹やクエン酸と同じくナチュラル洗剤なので、手肌にも環境にもやさしい洗剤です。油汚れ、皮脂汚れ、ほこりなど”酸性の汚れ”を落とすことができます。

今回は、「セスキ」を水に溶かして作る「セスキスプレー」の作り方と、おすすめの掃除場所をご紹介。
セスキスプレーを使えば、キッチン、リビング、窓など家中をきれいに掃除することができますよ。

セスキスプレーの作り方

【使用するもの】

  • セスキ炭酸ソーダ 小さじ1
  • 水 500ml
  • ボトルスプレー

セスキ炭酸ソーダを入れる

水500mlが入った容器に、セスキ炭酸ソーダを小さじ1溶かします。

よく混ぜる

透明になるまで、よく溶かします。

ボトルに入れる

スプレー式のボトルへ入れます。

ボトルの完成

ラベルを貼ったら完成です。掃除が楽しくなるような自分のお気に入りのボトルに入れるといいですよ。
手作りセスキスプレーの使用期間は、2~3ヶ月、長くとも半年までに使い切りましょう。

おすすめ掃除5つ

便利なセスキスプレーを使ってできるお掃除法を5つご紹介します。セスキスプレーを使えば、家中をすっきりきれいに掃除することができますよ。

1.コンロ周り

コンロ周り

油汚れを取るのが得意な「セスキスプレー」。キッチンに常備しておくのもおすすめです。
コンロ周りにセスキを吹きかけて、拭き掃除をします。

コンロを拭く

油はねや吹きこぼれで汚れたコンロも簡単にきれいにできますよ。

2.窓掃除

タオルを下に敷く

窓サッシのレールにタオルを敷きます。セスキをスプレーした際に流れ出る水分を吸収させるためです。

窓に吹きかける

窓ガラスに上からたっぷりのセスキ水をスプレーします。

スクイージーで水を切る

スクイージーを使って、上から下へセスキ水をまとめるように下へ流していきます。最後に、下に敷いているタオルで水分を拭き取ります。

タオルで拭き取る

窓についた手垢やホコリ、雨風による土ぼこりも取れてピカピカになりますよ。

3.リビングテーブル

テーブルにセスキスプレー

手垢や食べこぼしがつきやすいテーブル。セスキスプレーをテーブルに吹きかけます。

テーブルを拭く

奥から手前に向かって「コの字」を描くように拭きます。こうするとムダなく拭け、時短につながりますよ。

4.スイッチパネル

タッチパネルを拭く

頻繁に触るスイッチパネルには、手による皮脂汚れがつきやすい場所です。
直接スイッチパネルにはスプレーせず、布の方へスプレーして拭き掃除をします

5.ドアノブ

ドアノブ

ドアノブも家族みんなが触る場所です。ここも手垢で汚れやすいところ。
布にセスキスプレーを塗布し、ドアノブを包むようにして拭くといいですよ。

重曹との違いは?

セスキと重曹の違い

「セスキ炭酸ソーダ」は重曹と同じく弱アルカリ性」の洗剤。
落とす汚れや使い方もよく似ていますが、重曹との主な違いは以下の2点です。

  • 洗浄力の高さ
  • 水の溶けやすさ

セスキは「アルカリ度」が重曹よりも高いので、洗浄力が高いです。また水に溶けやすく、白い跡が残りにくいのも特徴です。
逆に、重曹は油汚れよりも鍋の焦げ落としなど研磨する掃除に向いています

油や皮脂、手垢、ほこりなどの汚れに活躍する”セスキスプレー”。小さじ1杯の量でボトル1本分の洗剤が簡単に作れます。お財布にもやさしいですよね。ぜひセスキスプレーを作ってお掃除してみませんか?

*白木、畳、アルミ製品のお掃除にはセスキは向いていません。シミや変色の可能性があるため、ご注意ください。

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著者

aidog

aidog

5人家族40代主婦。youtuberとして活動中。YouTubeチャンネル『暮らしを整える わたしの習慣 / aidog channel』『暮らしを整える お掃除vlog』にて、簡単に取り組める掃除・片付け・まとめ買い・料理など家事全般について発信。ウタマロクリーナーやオキシクリーンを活用した掃除術が得意。

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