セスキ炭酸ソーダとは?
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。
100円ショップでもよく見かける「セスキ炭酸ソーダ」、通称「セスキ」といわれています。
重曹やクエン酸と同じくナチュラル洗剤なので、手肌にも環境にもやさしい洗剤です。油汚れ、皮脂汚れ、ほこりなど”酸性の汚れ”を落とすことができます。
今回は、「セスキ」を水に溶かして作る「セスキスプレー」の作り方と、おすすめの掃除場所をご紹介。
セスキスプレーを使えば、キッチン、リビング、窓など家中をきれいに掃除することができますよ。
セスキスプレーの作り方
【使用するもの】
- セスキ炭酸ソーダ 小さじ1
- 水 500ml
- ボトルスプレー
水500mlが入った容器に、セスキ炭酸ソーダを小さじ1溶かします。
透明になるまで、よく溶かします。
スプレー式のボトルへ入れます。
ラベルを貼ったら完成です。掃除が楽しくなるような自分のお気に入りのボトルに入れるといいですよ。
手作りセスキスプレーの使用期間は、2~3ヶ月、長くとも半年までに使い切りましょう。
おすすめ掃除5つ
便利なセスキスプレーを使ってできるお掃除法を5つご紹介します。セスキスプレーを使えば、家中をすっきりきれいに掃除することができますよ。
1.コンロ周り
油汚れを取るのが得意な「セスキスプレー」。キッチンに常備しておくのもおすすめです。
コンロ周りにセスキを吹きかけて、拭き掃除をします。
油はねや吹きこぼれで汚れたコンロも簡単にきれいにできますよ。
2.窓掃除
窓サッシのレールにタオルを敷きます。セスキをスプレーした際に流れ出る水分を吸収させるためです。
窓ガラスに上からたっぷりのセスキ水をスプレーします。
スクイージーを使って、上から下へセスキ水をまとめるように下へ流していきます。最後に、下に敷いているタオルで水分を拭き取ります。
窓についた手垢やホコリ、雨風による土ぼこりも取れてピカピカになりますよ。
3.リビングテーブル
手垢や食べこぼしがつきやすいテーブル。セスキスプレーをテーブルに吹きかけます。
奥から手前に向かって「コの字」を描くように拭きます。こうするとムダなく拭け、時短につながりますよ。
4.スイッチパネル
頻繁に触るスイッチパネルには、手による皮脂汚れがつきやすい場所です。
直接スイッチパネルにはスプレーせず、布の方へスプレーして拭き掃除をします。
5.ドアノブ
ドアノブも家族みんなが触る場所です。ここも手垢で汚れやすいところ。
布にセスキスプレーを塗布し、ドアノブを包むようにして拭くといいですよ。
重曹との違いは?
「セスキ炭酸ソーダ」は重曹と同じく「弱アルカリ性」の洗剤。
落とす汚れや使い方もよく似ていますが、重曹との主な違いは以下の2点です。
- 洗浄力の高さ
- 水の溶けやすさ
セスキは「アルカリ度」が重曹よりも高いので、洗浄力が高いです。また水に溶けやすく、白い跡が残りにくいのも特徴です。
逆に、重曹は油汚れよりも鍋の焦げ落としなど研磨する掃除に向いています。
油や皮脂、手垢、ほこりなどの汚れに活躍する”セスキスプレー”。小さじ1杯の量でボトル1本分の洗剤が簡単に作れます。お財布にもやさしいですよね。ぜひセスキスプレーを作ってお掃除してみませんか?
*白木、畳、アルミ製品のお掃除にはセスキは向いていません。シミや変色の可能性があるため、ご注意ください。