脚の“むくみ”をスッキリ解消!夜寝る前のかんたんストレッチ

心と体

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2022.12.01

筋肉痛や関節痛があるわけではないけれど「なんだか脚がだるい」という日に試してほしいヨガポーズをご紹介します。柔軟性に関係なく簡単にでき、ムズムズ感や重だるさなど不快感を取り除く効果が期待できます。ぜひチェックしてみてください!

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夜に脚がだるくなる原因とは

足の疲れ出典:stock.adobe.com

足に疲れが溜まると骨盤周りやふくらはぎなど、下半身の筋肉が硬くなります。筋肉が硬くなると、その周りの血行や老廃物を流す働きも悪くなり、私たちの身体にだるさやムズムズとした不快感を引き起こすことも……。

血液やリンパ液だけでなく体内の水分も足元に溜まりやすくなるため、むくみ・冷え・こむら返りが起こる・皮膚の色が悪くなるといった弊害も起こりやすくなります。

こんな一日を過ごしていませんか?

下記のどれかに当てはまるような日は、今回ご紹介するヨガポーズで早めに疲れを解消することをおすすめします。

チェックしよう出典:stock.adobe.com

  • 長時間同じ姿勢をとっていた(座りっぱなし・立ちっぱなし)
  • 一日中、脚に合わない靴を履いていた
  • 普段の何倍もの距離を歩いた(運転した)
  • 慣れない運動をした
  • 着圧の強いタイツやパンツを履いていた

立ったり歩いたりする時間がいつもと変わりなくても、サイズの合わない靴締め付け感の強い衣服を着用することでも筋肉は硬くなり、血行も悪くなるため気をつけましょう。

コルセット出典:stock.adobe.com

疲れやだるさを残したままにすると……?

血行不良や全身の水分バランスの悪さを放置すると、一体どうなるのでしょうか。
たとえば、眠っているときに脚がつるようになる・むくみが慢性化して見た目が太くなる・下半身に怪我を負ったとき治りにくくなるといった事態に繋がる可能性も出てきます。

怪我が治らない出典:stock.adobe.com

疲労感や倦怠感によって睡眠が妨げられるようになると、精神的にも疲弊していきます。心も身体も両方健やかでいるためには、不快感をその日のうちに解消することがとても重要です。

寝たままできる「ハッピーベイビー」のポーズ

ここからは、ポーズのやり方とポイントを解説していきます。

やり方

ハッピーベイビー出典:stock.adobe.com

  1. 仰向けに寝転がり、ヒザを90度に曲げる
  2. 脚の親指を手指2本または3本で掴む(上画像を参照)
  3. あごを引いて、後頭部から背骨全体が一直線に床に着いている状態にする
  4. 肩幅よりもやや広めに、ヒザ同士の間隔をあける
  5. 息を吐きながら、手の力でヒザを脇の下に向かって押し下げていく
  6. その状態で、ゆったりと深呼吸を6~7回繰り返す

疲れ具合によって呼吸の回数を多くしてもOK。お腹を膨らませるように吸ったり吐いたりを繰り返すようにしましょう。

ポイント

手指で脚を掴むのが難しい場合は、掌で足裏を掴んだり足首を掴んだりしても問題ありません。手の力がかけやすく、しっかりと脇の下方向に押し下げられるような持ち方を選ぶようにしてみてください。

別バージョン出典:stock.adobe.com

まとめ

ハッピーベイビーのポーズは生理中であまり動きたくないときのケアとしても使える、万能ポーズです。一日の疲れをリセットするには就寝前に行うのがおすすめですが、基本的には自分の好きなタイミングで行って問題ありません。ぜひ、今夜から試してみてください。

起きる女性出典:stock.adobe.com

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著者

岩本彩

岩本彩

ヨガインストラクター&ライターのパラレルワークで、理想の働き方を模索中。犬とCoffeeが大好きな人。15歳で発症した『パニック障害』、社会人になって発症した『うつ病』の経験から、取材・ヨガレッスンともに「寄り添い」「共感」を大切にしている。元ディズニーキャストであり、ショービズ大好き人間の一面も

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