1年で100万円貯金するのも夢じゃない。今年もあと半分!まだ間に合う身に着けたい“正しい貯金の知識”

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 1年で100万円貯金するのも夢じゃない。今年もあと半分!まだ間に合う身に着けたい“正しい貯金の知識”

2023.06.25

6月末で2023年が半分終わります。今年の前半は予定通りお金を管理することができたでしょうか。また、しっかりとお金を貯めることはできましたか。2023年前半の家庭の収支を確認し、後半に向けてマネー計画を立ててみましょう。

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2023年前半。いくら貯金ができた?

家計簿出典:stock.adobe.com

まずは、この半年の家計をチェックしていきます。毎月家計簿をつけている方は、2023年の前半でどのくらい貯金ができたかすぐに分かりますね。予定通り貯金ができた月と、そうでなかった月をを把握し、その原因を考えてみましょう。

貯金ができなかった月は、出費が増えていることが予想されます。どこで出費が増えてしまったのかを把握するだけで、次から気を付けようという意識がうまれるので、ぜひチェックしておきましょう。

一方、家計管理が上手にできていない方の場合、この半年で実際いくらお金を貯めることができたのか、正確に把握していないかもしれません。銀行口座を確認して、この半年でどのくらいお金が増えているかチェックしてみましょう。もしも思うように貯金ができていなかったり、万が一残高が減って赤字となっている場合は、早急に家計管理の方法を見直す必要があります。

まずは先取り貯金から

貯金を成功させる方法として、最もシンプルな方法は「先取り貯金」です。これは、毎月のお給与が銀行口座に支払われた段階で、その月の貯金分を別口座に移してしまい、そのお金はなかったものとして生活をする方法です。

口座にお金があればあるだけ使ってしまうような方は、先取り貯金を行うことで強制的にお金を貯めることができます。

貯金出典:stock.adobe.com

例えば、毎月8万円を先取りすれば、1年間で96万円貯めることができます。夏のボーナスなども半分貯金に回すなどの工夫をすれば、年間貯金100万円を達成し、赤字家計を回避することができるでしょう。

先取り貯金は、会社や銀行のサービスを賢く利用しましょう。例えば、会社のお給与の振込先として、2つの口座を指定することができる場合は、貯金用口座と生活費用の口座に分けて振り込んでもらうよう設定しましょう。銀行の自動振り込みサービスや、会社の財形貯蓄制度などを利用することも有効です。

2023年後半の目標を立てよう

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では、具体的に、2023年の後半にいくらお金を貯めるか、計画を立ててみましょう。

2023年前半に生活に余裕が感じられた方は、先取り貯金の金額をアップするのがおすすめです。毎月1~2万円でも貯金額を増やせれば、半年で6~12万円も貯金額がアップします。

これから初めて先取り貯金に挑戦するという場合は、あまり無理のないペースで貯金額を設定しましょう。まずは、手取り収入の20%くらいを目安にするのがおすすめです。手取りが毎月40万円の場合、月8万円を貯める計算です。毎月きちんと貯金ができれば、半年で約50万円が貯まります。自分たちの家計に合った目標金額を決めましょう。

まとめ

仕事や子育てなど、日々忙しくしていると、どんどん月日が流れていきますね。2023年ももう半分終わってしまいました。残り半年をさらに充実したものにするために、家計の収支を確認することは大切です。今回ご紹介した内容を参考にしながら、ぜひ自分たちのお金の使い方や貯金額をチェックしてみましょう。

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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