【※注意】以下ネタバレあり!未見の方はご注意ください。
片想いの気持ちが分からない!?
「サウンドトラック #1」は、タイトルから連想する通り、ストーリーに合ったK-POPの音楽を背景に綴られる“ミュージックラブストーリー”。主人公の男女の、直接言葉では伝えられない心の内側を音楽で表現しつつ、2人の切ない表情にときめきが止まらなくなります!
活発で思ったことは口にするストレートな性格のウンス(ハン・ソヒ)は、作詞家として壁にぶつかっていました。憧れの有名な作曲家から作詞の依頼をされたのに、彼女の書く歌詞には「切ない片想いの感情が感じられない」とダメ出しされてしまったのです。
ウンスは、19年来の親友で、穏やかで温厚な性格のカメラマンであるソヌ(パク・ヒョンシク)に、ダメ出しされた話をします。いつものようにソヌに愚痴を聞いてもらっているうちに、彼が誰かに片想いをしていることを知ったウンスは、今回の作詞オファーのチャンスを逃すまいと、ソヌに助けを求めます。
先輩の家に居候していたソヌは、2週間後に仕事で海外に行くことが決まっていたので、出発までの2週間、「うちに同居して、片想いを綴る作詞作業を手伝ってほしい」とソヌに持ち掛けるウンス。そうして、2週間限定の2人の共同生活が始まるのですが、親友同士だから、隣でゴロ寝も平気でできちゃうと思っていたはずが、お互いの日々の想いを歌詞にしていくうちに、友情と恋の境界線が曖昧になっていき……。
親友であることを優先する2人
ソヌの片想いの相手はウンスなのですが、彼はそれを隠しています。ソヌは8年前にウンスへの気持ちを自覚しましたが、打ち明けずに、いつも一緒にいて彼女の世話を焼いたりしてきました。
ウンスは、好きな人ができたら告げずにはいられない性格なので、片想いで悩んだことがなく、そのせいでリアルな歌詞が書けずに困ってしまいます。視聴者としては、「こんなに美人だし、かわいいから、片想いの経験がないのは納得だわ」と思うのですが、ソヌはソヌでイケメンなんですよね。
2人は本当に仲良しで、ウンスは「ずっとソヌと一緒にいたいから友情を壊してはいけない」という気持ちが強いあまり、彼への愛情があっても、その気持ちに蓋をしてしまっていて、ソヌが好きだと自覚できない。友情が壊れることを恐れているのはソヌも同じだから、なかなか彼女に告白できない。実は両想いなのに、親友であることを優先しようとする2人。うーん、ヤキモキします!
付き合っていないのにロマンティックすぎる!
並んでゴロ寝していて、寝返りをしたウンスの体がソヌに接近! 彼女を好きなソヌの戸惑う表情にドキドキしました。いくら親友と言っても、ソヌはウンスのために彼女が食べたいもの、飲みたいものを常に用意してあげたり、寒い日にはマフラーを巻いてあげたりするし、あまりにもロマンティックなので、このドラマを観ていると、ときめきがマックスになります!
そのうちに、ウンスとソヌそれぞれにアタックしてくる人物が現れ、もちろんソヌはジェラシーむき出しになりますが、ウンスにも嫉妬心が湧いてきます。心の距離が縮まっていくウンスとソヌですが、最終的に2人がする決断とは……?
韓国では悪役を演じると人気が出る
美男美女の主人公2人を演じているキャストにも注目。ウンス役は、「夫婦の世界」で不倫相手を演じていたハン・ソヒ。韓国では悪役を演じて注目を集めると人気が出ることが多く、彼女もその後に主役級の俳優になりました。今回のウンス役はかわいすぎます!
ソヌを演じているのは、「花郎<ファラン>」で身分を隠しているイケメンの若き王に扮したパク・ヒョンシク。
「サウンドトラック #1」は、全4話で構成されていて観やすいですし、心が潤うので、ぜひ観ていただきたいオススメ韓国ドラマです。「サウンドトラック #2」の配信も決定しているので、この機会にぜひ!