見切り品を買いすぎる
値引きシールが貼ってある「見切り品」、食費の節約効果はてきめんです。
しかし、買いすぎは禁物。
見切り品はあくまでも、期限が迫っている・鮮度が落ちている「訳あり」の商品であることを忘れてはいけません。
見切り品を必要以上に購入すれば、消費するよりも先に傷みが進んでしまうことも……。
食べ切れずロスを出すのは、本末転倒です。
せっかく見切り品を購入して食費が浮いても、結局食材を買い直して支出が増えてしまいます。
見切り品を買うときは、「今日中に使うぶんだけ」など、ロスしない必要最最低限の量にとどめるなどのくふうが必要です。
手づくりにこだわって調味料を買いそろえる
主婦になりたての頃は、「自炊=手づくり」と思い込んでいました。
そのため、味付けはすべて自分で。調味料を揃えて、あわせダレを作っていたんです。
しかし、どんな調味料も開封すれば劣化がすすみます。
調味料を買いすぎると、使い切る前に期限が来てしまい捨てることになりかねません。
すべて手づくりにこだわらず、使う頻度の少ない調味料は「○○の素」で味つけした方が、節約&時短につながります。
おかずをつくり置きする
食費と家事時間を減らすために、おかずを「つくり置き」していた時期がありました。
でも、つくり置きをしていて、食材がなくなるペースが早くなっていることに気付いたんです。
できているおかずがあっても、その日の気分によって違うものが食べたくなり、消費しないままほかの料理をつくることも多々ありました。
結局わが家は、つくり置いたおかずをロスしてしまい、かえって食費増になるという悲しい結果に……。
がんばりすぎは禁物
見切り品の大量買い、いちから手づくりの料理、おかずのつくり置き。
どれも手間をかけた渾身の節約術でしたが、私の場合はかえって逆効果となってしまいました。
なにごとも「やりすぎ」「がんばりすぎ」は禁物。
節約を細く長く続けていくためにも、肩の力を抜いて効率のよい節約術を取りいれていきましょう。