「アイスリング」を外出先まで溶かさずに持ち運ぶ方法

家のこと

2023.08.30

暑さ対策として、28℃で自然凍結する「アイスリング」が人気です。 しかし実際に使ってみると、炎天下や猛暑日では20分ほどで溶けてしまうもの。 いざ涼をとりたいタイミングで、リングがぬるくなっていることは少なくないでしょう。 ここでは、外出先で「アイスリングを溶かさずに持ち運ぶコツ」を紹介します。

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28℃で再冷結するけれど……

アイスリング

アイスリングは、「PCM(潜熱蓄熱材)」を使った人気の冷却アイテムです。
28℃以下で凍るため、首まわりのひんやり感が続くことが魅力、なのですが……。

実際に使ってみると、「思ったよりも冷たくない」というのが正直な感想。
真夏は外気温が30℃を超えるため、持続時間も短いです。
とくに外出先で使うときは、移動中にリングが溶けてしまい、涼みたいときにはぬるくなっていることもしばしば。

流水にかければ再凍結するものの、時間がかかりますし、出先で水をたくさん使うのも忍びない気持ちがあります。
そもそも、出先で必ず水が使えるとは限りません。

「保冷バッグ+保冷剤」で冷たさが続く!

保冷剤と保冷バッグ

アイスリングを溶かさずに持ち運べる、よい方法はないものか……。
そう考え、私が思いついたのが、

「保冷バッグに保冷剤と一緒にいれて持ち運ぶ」という方法です。

保冷剤をいれた保冷バッグ

低温の環境にしっかり密封しておくことで、外気温をシャットアウトしつつ保冷しながら持ち運べます。
保冷バッグは、チャックつきのものがおすすめ。
アイスリングが入る程度のコンパクトな保冷バッグのほうが、持ち運びやすく冷たさも続きます。

私は、ドリンク用の保冷バッグを活用。お弁当用のちいさなランチバッグでもOKです。

車内にアイスリングを置く

実際に、30℃を超える猛暑日。灼熱の車内に放置して保冷力を試してみました。

はだかのまま車内に置いたアイスリング

そのまま車内に置いたアイスリングは、当然ながらぬるくなってしまいましたが...。

保冷剤&保冷バッグにいれたアイスリング

保冷剤&保冷バッグに入れて車内に置いたアイスリングは、1時間たってもカチカチに冷結。
車内に置いておいたとは思えないほど、しっかり冷え冷えです!

保冷剤と保冷バッグを持参すれば、アイスリングがぬるくなっても再び保冷バッグに戻すことで、再冷結します。
冷凍庫にれた状態とまではいかないものの、首につけっぱなしにしたり外に置きっぱなしにしたりするよりも、保冷効果はばつぐんです。

夏のおわりもアイスリングを上手に活用

アイスリングをはだかで持ち運ぶよりも、保冷バッグ+保冷剤を使ったほうが、冷たさが持続します。
涼をとりたいとき・ぬるいとき以外は、アイスリングを保冷バッグに戻しておけば、外出先でもひんやり感が長持ちしますよ。
 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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