28℃で再冷結するけれど……
アイスリングは、「PCM(潜熱蓄熱材)」を使った人気の冷却アイテムです。
28℃以下で凍るため、首まわりのひんやり感が続くことが魅力、なのですが……。
実際に使ってみると、「思ったよりも冷たくない」というのが正直な感想。
真夏は外気温が30℃を超えるため、持続時間も短いです。
とくに外出先で使うときは、移動中にリングが溶けてしまい、涼みたいときにはぬるくなっていることもしばしば。
流水にかければ再凍結するものの、時間がかかりますし、出先で水をたくさん使うのも忍びない気持ちがあります。
そもそも、出先で必ず水が使えるとは限りません。
「保冷バッグ+保冷剤」で冷たさが続く!
アイスリングを溶かさずに持ち運べる、よい方法はないものか……。
そう考え、私が思いついたのが、
「保冷バッグに保冷剤と一緒にいれて持ち運ぶ」という方法です。
低温の環境にしっかり密封しておくことで、外気温をシャットアウトしつつ保冷しながら持ち運べます。
保冷バッグは、チャックつきのものがおすすめ。
アイスリングが入る程度のコンパクトな保冷バッグのほうが、持ち運びやすく冷たさも続きます。
私は、ドリンク用の保冷バッグを活用。お弁当用のちいさなランチバッグでもOKです。
実際に、30℃を超える猛暑日。灼熱の車内に放置して保冷力を試してみました。
そのまま車内に置いたアイスリングは、当然ながらぬるくなってしまいましたが...。
保冷剤&保冷バッグに入れて車内に置いたアイスリングは、1時間たってもカチカチに冷結。
車内に置いておいたとは思えないほど、しっかり冷え冷えです!
保冷剤と保冷バッグを持参すれば、アイスリングがぬるくなっても再び保冷バッグに戻すことで、再冷結します。
冷凍庫にれた状態とまではいかないものの、首につけっぱなしにしたり外に置きっぱなしにしたりするよりも、保冷効果はばつぐんです。
夏のおわりもアイスリングを上手に活用
アイスリングをはだかで持ち運ぶよりも、保冷バッグ+保冷剤を使ったほうが、冷たさが持続します。
涼をとりたいとき・ぬるいとき以外は、アイスリングを保冷バッグに戻しておけば、外出先でもひんやり感が長持ちしますよ。