洗濯機?コインランドリー?迷った時は
掛け布団は洗濯機で洗える大きさであれば、洗濯機洗いができます。
洗濯機に入りきらないものや、外干しをするのが難しい時は、コインランドリーで洗い、乾燥まで行いましょう。
「洗濯機に入る」とは、洗濯機の8割程までの大きさが目安です。ぎゅっと詰め込んでやっと蓋が閉まる状態では、洗うことができません。
洗濯機洗いの手順
事前準備
掛け布団はカバーを外し、くるくる丸めるか、蛇腹折りにし、洗濯ネットに入れます。
シミがあれば洗剤を塗布し、洗濯ネットの表面に来るよう入れましょう。
洗濯機の設定方法
洗濯機に「毛布コース」があれば設定します。
ない場合は、洗い15分、すすぎ3回、脱水6分で、必ず高水位に設定します。
乾かし方
乾燥機がある場合は、乾燥機にかけます。布団は湿気を吸っているため、乾燥機にかける方がよりふわふわに仕上がります。
天日干しする場合は、中までしっかり乾くよう、天気の良い日の日中に干しましょう。
コインランドリー洗いの手順
洗濯機に入らない大きな布団や、外干しが難しい時は、コインランドリーの大型洗濯機で洗濯・乾燥までするのがおすすめです。
事前準備
布団カバーを外します。
羽根布団がいくつかの区画に分け、縫われているものは、洗濯をしても綿がヨレないためそのまま洗濯機にかけることができます。畳んでドラムに投入しましょう。
分かれていないものは、そのまま洗うと綿が寄ってしまいます。麻ひも・ゴムなどでくるくる巻いて縛り、綿が一か所にヨレないよう、準備します。
コインランドリーで洗濯時の注意
コインランドリーでは、コース設定ができないため、布団が入る大型のドラムを選びましょう。
使用前に「ドラム洗浄」を無料で行えることが多いため、洗浄してから洗濯をすると安心です。
水を吸った布団は非常に重たくなるので、乾燥まで行いましょう。
布団カバーの洗い方
布団カバーは取り外しができるので、シーツと同様に、週に1度を目安に洗濯しましょう。
ファスナーをきっちり閉める
洗濯で損傷しやすいのがファスナーです。
ファスナーを開けたまま洗濯機にかけ、壊れてしまうと、布団カバーの買い替えが必要になるので、しっかりと閉めましょう。
汚れ・ニオイが酷い時はつけ置き洗い
布団カバーは肌に直接触れる時間が長く、皮脂や汗、よだれなど様々な汚れが蓄積しています。この汚れがニオイの元に。
汚れが気になるときや、ニオイをスッキリ落としたいときは、40℃ほどのお湯にアルカリ性粉末洗剤を溶かし、つけ置き洗いしてから洗濯機にかけましょう。
【動画】羽毛布団の洗い方のコツを洗濯のプロが教えます!
もっと詳しく知りたい方は、こちらの動画もご覧ください。
記事ではお伝えしきれなかったお洗濯のコツも沢山解説しています!
人は一日の中で、1/3もの時間を寝具の上で過ごします。
汚れが蓄積しやすい寝具をスッキリお手入れし、より心地よい睡眠環境を整えましょう。
特に、花粉で外干しが出来ないこの時期は、コインランドリーで丸洗いするとスッキリしますよ!