「フリース」の寿命が縮むNG行為とは?ふわふわをキープさせる“3つの洗濯術”

家のこと

2024.10.29

4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。朝晩は肌寒い日も増え、そろそろフリースの出番ですよね。軽くて暖かいフリースは秋冬の必需品です。ふわふわのフリースは、正しいケアをしないと形が崩れたり、素材が劣化することがあります。今回は、フリースを清潔に保ちながら長持ちさせる3つのコツを紹介します。

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コツ1. 洗濯ネットを使う

必ず洗濯ネットにいれる

フリースは他の衣類と絡まりやすいので、必ず洗濯ネットを使用して洗いましょう。洗濯ネットは、繊維の摩耗を抑え、長持ちさせる効果があります。臭いが気になるときは、裏返してからネットに入れるのがおすすめです。

必ずファスナーを閉めてから

洗濯ネットに入れる際はファスナーをしっかり閉め、畳んでから入れましょう。ファスナーが開いたまま洗濯機にかけると、衣類と絡まったり、破損してしまうこともあるので注意しましょう。

コツ2. 手洗いコースで洗う

デリケートコースで洗う

フリースのふわふわ感を保つためには、洗濯機の手洗いコースおしゃれ着コースを選びましょう。洗濯物を詰め込みすぎないようにし、洗濯槽の7~8割程度に抑えるのがベストです。

柔軟剤で静電気予防

柔軟剤を使用すると静電気を予防でき、より快適な着心地となります。柔軟剤を使用する場合は、必ずすすぎを2回以上に設定し、香りが気になる場合は、無香料の柔軟剤を選びましょう。

コツ3. ブラッシングで毛を立たせる

ブラッシングで毛を立たせる

フリースは、脇や袖口など摩擦の多い部分で毛が寝やすくなります。衣類用ブラシで優しくブラッシングすることで、フリースのふわふわ感が蘇り、見た目もきれいに整います。

マイクロプラスチックの流出を防ぐために

マイクロプラスチックの海洋流出を予防するために

フリースを洗う際に問題になるのが、マイクロプラスチックの海洋流出です。フリース素材は洗濯時に繊維くずが発生し、マイクロプラスチックが流出しやすいアイテムです。これを防ぐためにも、洗濯ネットの使用を強く推奨します。特に、0.05mmの細かい洗濯ネットの使用が効果的です。洗濯ネットを使用することで、繊維の摩耗を減らし、環境への影響を軽減することができます。また、こまめに洗濯機のフィルターを掃除することも忘れないようにしましょう!

小さな工夫でフリースを長持ちさせつつ、環境にも配慮した洗濯を心がけましょう。

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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