「洗濯機」の寿命はどのくらい?今すぐ見直すべき“3つの習慣”【洗濯機に絶対使ったらNGなモノ】

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2024.09.05

4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。今お使いの洗濯機の寿命が気になることはありませんか? 洗濯機は高額な家電だからこそ、できるだけ長く使いたいものですよね。正しい使い方とお手入れで、洗濯機の寿命を延ばしましょう。

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洗濯機の平均使用年数は10.9年

洗濯機の平均使用年数は10.9年出典:www.photo-ac.com

内閣府の調査によると、洗濯機の平均使用年数は10.9年で、買い替えの原因の77%が故障です。
【出典:内閣府「消費動向調査 2024年3月」】 https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/honbun202403.pdf

洗濯機の寿命を縮めないために、誤った使い方に注意しましょう。

洗濯機の寿命を縮める「誤った使い方3選」

1.容量以上の衣類を洗う

詰め込みすぎはNG出典:www.photo-ac.com

洗濯機の容量は、蓋が閉まるギリギリではありません。
縦型の場合は洗濯槽の8割ほど(ステンレス槽が見えるあたり)、ドラム式の場合は5~7割ほどが適量です。
衣類を詰め込みすぎると、モーターやベルトに負担がかかり、故障の原因になります。

2.洗剤・柔軟剤を適当に入れる

柔軟剤・洗剤を適当に入れるのはNG出典:www.photo-ac.com

洗剤や柔軟剤を”なんとなく”入れていませんか?
洗剤や柔軟剤を適量以上に入れると、溶け残りが洗濯槽の裏に蓄積し、黒カビが繁殖しやすくなり、故障を招く恐れがあります。水量に合わせて計量するか、自動投入機能を活用しましょう。

3.洗濯機回りの掃除をサボる

洗濯槽が汚いまま使う

洗濯機は汚れが蓄積しやすく、黒カビも繁殖しやすい家電です。この汚れが洗濯機の寿命を縮める原因になります。各パーツを定期的にお手入れし、洗濯機の寿命を延ばしましょう。

■お手入れの目安

お手入れの目安

使用のたび:糸くず・乾燥フィルター
1ヶ月ごと:洗濯槽
2~3ヶ月ごと:洗剤・柔軟剤投入口
半年ごと:排水溝

洗濯機に絶対に使ってはいけないもの

洗濯機に絶対使ってはいけないもの出典:www.photo-ac.com

Panasonicの公式HPによると

重曹・お酢・クエン酸の使用については控えていただくようにお願いします

と記載されています。これらは洗濯機の故障リスクを高める可能性があります。

重曹は溶けづらく固まりやすい

水に溶けにくく、溶け残った粒子が固まりやすいため、洗濯機故障の原因になります。

酢・クエン酸は腐食リスク

酸性で、洗濯機のゴムや金属部品を劣化・腐食させるリスクがあります。

洗濯機の寿命を延ばすためには、正しい使い方と定期的なお手入れが不可欠です。
大切な家電を長持ちさせるために、今回ご紹介したポイントを日常的に実践してみてください!正しい使用で洗濯機を長く使い、無駄な買い替え費用を抑えましょう。

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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