「手洗いマーク」も、洗濯機で洗える?
実は洗濯機のコース選び次第では、洗濯機洗いが可能なケースが多いんです。
洗濯機には、パルセーターの動きを抑えたり、水流をやさしくしたりする「デリケート衣類専用コース」が搭載されているモデルが増えています。
たとえば…
- パナソニック「おうちクリーニングコース」
- 東芝「おしゃれ着コース」
- シャープ「ホームクリーニングコース」
これらのコースは、衣類を傷つけないように、やさしく洗ってくれるので、手洗い表示のある衣類も洗濯機で洗うことができます。
※洗えない素材もあるので、「洗濯表示」「取扱説明書」をご確認ください。
忙しい毎日に、“手洗い”してる余裕はない!
仕事に家事に忙しい毎日の中で、「手洗い」って正直しんどいですよね。
でも洗濯機の機能をうまく使えば、スイッチひとつでお手入れ完了。その間に夕飯の支度や子どものお迎え……と、「ながら家事」ができるのは大きな時短になります。
ダウンを洗濯機で洗うときの注意点
洗濯表示をチェック
水洗い出来るものかどうか、必ず洗濯表示で確認しましょう。
衣類を詰め込みすぎない!
他の衣類との絡まりや擦れを防ぐため、なるべく単体、または少量で洗濯機にかけてください。
ファンデ汚れは前処理を
ダウンの首元にはファンデーションの汚れが付きやすいので、洗濯機にかける前に汚れに中性洗剤を塗布しましょう。
洗濯ネットに入れる
表面の記事やファスナーの傷みを抑え、型崩れも予防します。
脱水は短時間
長時間の脱水は型崩れや羽毛の偏りの原因に。脱水後、水がぽたぽた垂れてしまう時は、タオルで包んで優しく水分を移しとりましょう。
しっかり乾かす
風通しのよい日陰で中までしっかり乾かし、カビを予防しましょう。
洗濯機、もっと使いこなしませんか?
「洗濯機にそんなコースあったんだ……」
「手洗いって書いてあるのに、洗えるって知らなかった……」
そんなふうに思った方は、ぜひお持ちの洗濯機のコース名を一度チェックしてみてください。洗濯機を正しく使えば、洗える衣類の幅がぐっと広がります。
洗濯=手間、というイメージからそろそろ卒業して、“使いこなし”で家事をもっとラクにしていきましょう。
▼動画で見る:洗濯機でダウンを洗う方法
※動画では、ニオイが気になるため自己責任でアルカリ性洗剤を使っています。
※本来は中性洗剤の使用が推奨です。