教えてくれたのは……飛鳥井庸さん
「銀座占いサロン天報堂」を創業。独自の占術「貴石算命学」を提唱し、これまでに1万人以上を鑑定。創業1年後には予約待ち4ヶ月のサロンへ。雑誌『25ans』『婦人画報』など多数メディアで執筆。迷ったとき、不安なとき、ほんの少し立ち止まって心を整えたい方に向けて、やさしく背中を押すメッセージを発信中。
風水で開運!身の回りの環境は運気に大きく影響する
風水とは、住環境や身の回りのものの配置や方角、色などが「気」と呼ばれるエネルギーの流れに影響を与えるという、古代中国に起源を持つ思想です。この気の流れを整えることで、健康運や金運、仕事運、人間関係などの運気が向上すると考えられています。
飛鳥井庸さんによると、目に見えないエネルギーを整えるには、空間の気の流れをスムーズにし、心身ともに心地よい環境を整えることが大切であるとのこと。今回は、「運気を下げてしまう風水」と「運気を上げるための風水」について詳しく教えていただきました。
運気を下げてしまう風水
ものが多く、散らかった空間
風水とは、言い換えれば人の考えや想いに影響を与える「周囲の環境」のことです。部屋に帰ってきて気持ちが上がらない環境は、風水的にもよくありません。
運気を下げてしまう環境として代表的なのは、ものが多く、散らかっている状態です。また、何年も使っていない古いものが積んであったり、テトリスのように雑誌や箱が積みあがっていたりすると、当然気持ちも晴れないでしょう。
3年以上使っていないものを置いたままにしている
多くの人は、シンプルでスッキリした部屋や環境でこそクリアな思考を保つことができます。きれいな空間を維持するためにも、せめて3年くらい使っていないものとはお別れすることをおすすめします。「いつか使うかも……」という思いが、つい物を増やしてしまう原因です。3年も使っていないものはもう使わないことが多いため、物置やクローゼットの奥にきれいにしまうか、思い切って処分することが大切だといえます。
運気を上げるための風水
ものが少なく、清潔な空間
運気を上げる空間とは、前向きで清々しい気持ちになれる環境です。これを保つには、ものが少なく、何がどこにあるかすぐに分かる状態を維持することが大切です。
また、同時に清潔な状態を保つことも意識しましょう。万年床やカビ臭いところは空気も澱んでしまいます。定期的な掃除や洗濯を心がけることに加え、香りに関しても、自分のお気に入りのアイテムを取り入れてみるとよいでしょう。
窓を開けて風通しをよくする
風水とはエネルギーのようなものでもあります。部屋やその環境のエネルギーの循環がよい状態を保つことが、風水的にもよいとされています。エネルギーとは、言い換えれば風通しのようなものでもあります。窓を開けて部屋の空気がぐるっと回る状態にしておくことが、運気を上げるポイントになりますよ。
心身ともに健やかに過ごせる環境を整えよう
運気を上げるためには、掃除や整理整頓をこまめに行い、普段過ごす環境を清潔に保つことがとても大切なのですね。今回教えていただいた風水の考え方や運気アップのポイントは、生活に簡単に取り入れられるものばかりです。不要なものは処分し、すっきりとひらけた環境をつくることで、空間に新しいエネルギーが巡りやすくなります。心身ともに安定した状態で過ごせる環境を整えて、健やかな毎日を過ごしましょう。