教えてくれたのは……山下真輝(やましたまき)さん
風水片付けコンサルタント。6歳から母の影響で占いを学び、経営者、芸能人専門占い師として鑑定数25,000件超え。16種の占術を網羅。2024年に一般社団法人日本風水片付け協会の理事に就任。「風水」の知識も取り入れながらお家を整えるアドバイスを行う。
金運を呼び込むお財布の選び方「2つのポイント」
前回の記事では、金運を下げてしまうお財布の特徴について、ご紹介しました。お財布を新調するときには、せっかくなら運気アップが狙えるものを選びたいもの。これから買い替える予定がある方は、「形」と「色」に注目して選んでみるといいですよ!
折りたたみ財布よりも「長財布」を選ぶ
形は、折りたたみ財布よりも「長財布」をおすすめします。お札は、折りたたまれて小さくなるよりも、ゆとりがあるほうがいいとされているからです。風水でも片付けでも、運をキャッチするためには「余白が大事」だと言われており、スペースに余裕をもたせることが大切だと考えられています。
風水片付け講座の受講者さんにもお伝えしていますが、ゆとりがもてるように、なるべく大きめのものを選ぶといいと思いますよ。
「金の属性の色」を選ぶ
風水では、お財布は金の属性のアイテムです。そのため、「金」「白」「黄色」など、金をイメージできる色を選ぶことをおすすめします。
一方、青や赤は、風水的にはお金と相性がよくない色だとされています。青は水の属性を表しているため、お金が水のように流れてしまい、何に使ったかわからなくなることに。赤は火の属性を表し、家計が火の車という言葉にあるようにお金が燃えてしまい、気が大きくなって支払いが増えてしまうと言われています。
お財布を買い替える「ベストタイミング」
お財布を買い替えるのは、季節の変わり目がいいタイミングです。特に、新しいものを一気にそろえる新年がおすすめです。
日本には、冬至や夏至など、春夏秋冬をそれぞれ六等分にした二十四節気や、一粒万倍日や天赦日などの吉日があります。吉日だとされている日はたくさんあるので、その日に合わせて「新しいことをしてみよう」と、自分で変化させていくきっかけにするといいと思いますよ。
「銭洗い弁天」に足を運び、さらに金運アップ
日本には銭洗い弁天様という神様を祀った神社があり、そこでお金を洗うと金運が上がるとされる文化があります。洗ったお金が新たなお金を引き連れてくると言われているので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。洗った後は、しっかりと乾かしてから、お財布の中に戻してくださいね。
神社には、小判やカエルの置物などの金運アップが期待できるお守りやグッズもあるので、取り入れていただくのもおすすめです。ただし、祈祷期間は一年ほどなので、一年に一回神社にお返しするようにしましょう。ずっと同じものをお財布に入れっぱなし、家に置きっぱなしなのはNGです。
みなさんにとって、金運に恵まれた実りある一年になりますように願っています!