「謝るのが苦手な人」の会話の特徴
相手のせいにして責任転嫁する
謝るのが苦手な人には、誰かに注意されたとき「私は悪くない」と言い返してしまう特徴があります。自分がミスしたときでも、「あなたがしたからだよ」とつい相手のせいにしてしまうのがクセです。あとから思い返して「やっぱり自分に非があったかな……」と感じるときもあるかもしれません。でも、その場ですぐ自分の非を認めるのは勇気がいりますよね。誰かのせいにする言い訳は、相手を困らせてしまう場合が多いため、少しずつ意識してみるのも大切です。
話題をすり替えて本題から逃げる
自分が悪いと自覚していても、周りの人から指摘されるとつい「そういえば最近どう?」と話題を変えたくなりませんか? 咄嗟に話を変えてその場をなんとなくやり過ごしてしまうのが、謝るのが苦手な人に多いパターンです。本題を避けると、気まずさや罪悪感は減るかもしれませんが、問題の解決にはつながりません。自分の非を一度は受け止めてみると、少しだけ気持ちもラクになりますよ。
「自分が正しい」と主張する
謝るのが苦手な人は、誰かから指摘されたとき「私はこう思う」「普通はこうする」と自分の考えを強く出してしまう場合もあります。「私は間違っていない!」という思いが強いと、相手の意見を受け入れる余裕がなくなってしまいます。自分が思う正しさを主張しすぎると、相手との溝が深くなりやすいので、一度立ち止まって考え方を見直す意識をしてみましょう。相手の気持ちに寄り添ってみると、新しい発見があるかもしれません。
LINEでの会話の事例
友人との会話編
同僚との会話編
会話の解説
会話事例では「自分は悪くない」と理由を重ねてしまい、素直に相手の気持ちや指摘を受け止めていないのがよく分かります。気まずさや都合の悪さから、早く話を終わらせようとすると、信頼してもらえなかったり嫌われたりするかもしれません。謝るのが苦手な人は「気にかけてくれてありがとう」「心配かけてごめんね」など、相手の気持ちを尊重する一言から始めましょう。相手の立場や気持ちを想像してみるだけでも、見方や考え方が変わってくるのでより良い関係を築けるはずです。少しずつ自分の考え方のクセに気付き、できるところから変えてみましょう。
自分の思いを素直に伝えることが大切
言い訳やごまかしをせず、たった一言「ごめんね」と伝えるだけでも、相手との関係性は良くなっていくものです。自分がしたことに対してきちんと認めてあげる意識から始めてみましょう。