「IHクッキングヒーター」では使えない“3つの調理器具”「加熱できない…」「ちゃんと表示見る」

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2025.08.18

ガスと比べて安全性が高く、扱いやすいIHクッキングヒーター。便利な反面、使える調理器具が限られていることをご存知でしょうか? どんなお鍋でも使えるわけではなく、形や素材によってはまったく反応しないこともあるんです。ここでは、そんな“うっかり間違い”を防ぐ「IHで使えない調理器具」について詳しくご紹介します。

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NGその1.アルミ製の鍋

IH非対応のアルミ鍋出典:stock.adobe.com

軽くて扱いやすいアルミ鍋は、汁ものやちょっとした煮込み調理にも便利ですが、通常のアルミ鍋はIHでは加熱できません。IHは電磁誘導によって磁性を持つ金属を加熱する仕組みなので、磁性を持たないアルミは反応しないのです。
アルミの簡易鍋に入った冷凍うどんなども、IHでは加熱できないため注意してください。
ただし、底にステンレス板を貼るなど加工されたIH対応のアルミ鍋もあります。こうした製品には必ずパッケージや底面に「IH対応」と記載がありますので、購入前に確認しましょう。

NGその2.土鍋

IH非対応の土鍋出典:stock.adobe.com

お米を炊くと美味しい土鍋も、通常の陶器製土鍋はIHでは加熱できないため注意が必要です。IHは磁性を持つ金属を電磁誘導で加熱する仕組みなので、陶器には反応しません。
底に金属プレートを内蔵した「IH対応土鍋」であれば使用可能ですが、従来の土鍋はほぼ使えません。
近年ではIHや電子レンジ対応の土鍋も増えていますが、メーカーや製品によっては使用を避けたほうが良い場合もあります。IH対応表示を必ず確認し、自己判断での使用は避けましょう。

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NGその3.底が丸い鍋

底が丸い鍋はIHでは使えない出典:stock.adobe.com

IHでは、鍋底とヒーターの接地面がしっかりしているかどうかがとても重要。中華鍋などに多い“丸底”の鍋の場合、IHでは熱が伝わりません。
熱が伝わらないと加熱そのものが難しいため、IH調理に不向きです。底が丸い鍋のほか、反りがあったり脚が付いていたりするのもNG。IHで調理する際は、必ず底が平らなものを選びましょう。

IHでもっと快適に!使える道具を見極めよう

IHクッキングヒーターは火を使わず安全で、掃除もラク。しかし、ガスコンロ以上に使えない調理器具が多いため、鍋やフライパン選びには注意が必要です。
これから買い替えを考えている方は、底の形状・素材・対応マークなどをしっかり確認して、IH対応の調理器具を選びましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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