教えてくれたのは……飛鳥井庸さん
「銀座占いサロン天報堂」を創業。独自の占術「貴石算命学」を提唱し、これまでに1万人以上を鑑定。創業1年後には予約待ち4ヶ月のサロンへ。雑誌『25ans』『婦人画報』など多数メディアで執筆。迷ったとき、不安なとき、ほんの少し立ち止まって心を整えたい方に向けて、やさしく背中を押すメッセージを発信中。
お金とはエネルギーの一種
「買い物のたびに罪悪感を感じる……」「節約が続かない」。そんな悩みを抱えていませんか? 人気鑑定士・飛鳥井庸さんによると、お金とはエネルギーのような存在なのだということです。
エネルギーには共鳴する性質があり、似たような波長や性質を持つもの同士が自然と引き合います。お金そのものにはよし悪しはありませんが、それを使う人がどんな気持ちで、どんな意図で使うのかによって、そのエネルギーの質は大きく左右されます。
今回は、金運に恵まれない人がやりがちなお金が逃げるNG行動について詳しく教えていただきました。
お金が逃げるNG行動
周囲への相談なしに大きなお金を使う
「投資詐欺にあってしまった」、「騙されてしまった」という人に共通しているのは、周りに言えないお金の使い方をしてしまっているという点です。たとえば、「怪しいかもしれない」とどこかで感じつつも、「楽に儲かるかもしれない」という誘惑に負けてしまい、家族に内緒で貯金を引き出して使ってしまう、といったケースです。
現実的に考えてみると、もし前もって周りにきちんと相談していれば、そのような使い方は避けられたかもしれません。誰かに話していれば、「その話は危ないよ」「その道はよくないよ」といった冷静なアドバイスを受けられた可能性もあります。
不安や後ろ向きな気持ちを抱えている
お金を失う人に共通しているのは、不安や後ろ向きな感情を抱えているという点です。不思議なもので、人には言えないような後ろめたさやマイナスの感情を抱えながらお金を使うと、まるでそのマイナスのエネルギーに引きずられるかのように、お金そのものが逃げてしまうことがあります。
お金というエネルギーを使うときは、清々しい気持ちを持ち、使うべく時に使うことを意識しましょう。また、大きなお金を使うときは自己判断ではなく必ず周囲に相談することが大切です。
まずは心身のバランスを整えよう
お金とは、私たちの気持ちや在り方に影響を受けるエネルギーのような存在であることがわかりました。不安や後ろめたさを抱えたまま使えば、お金の流れも滞りがちになるのですね。
特に大きなお金を使うときは、まずは自分自身の心身のバランスを整えることが大切です。不安があるときは一人で判断せず、信頼できる人に相談することを心がけましょう。