教えてくれたのは……ライオンケミカル株式会社さん
創業140年以上の技術、豊富なノウハウを活かし、殺虫剤、入浴剤、洗浄剤、消臭剤など、幅広い日用品を開発・製造・販売するライオンケミカル株式会社。「よりよいモノを、よりリーズナブルに」を合言葉に、NB・PB・OEM事業を拡大中で、和歌山県から全国、世界へと販売網を展開している老舗企業です。
【基本編】洗濯槽の掃除方法
洗濯機は毎日のように使うため、そこからの臭いは見過ごせません。気になる臭いの原因は、じつは洗濯槽に残ったカビや汚れ。定期的な掃除が、臭い問題の根本からの解消につながります。
市販の洗濯槽クリーナーでラクに掃除を
市販の洗濯槽クリーナーを使えば、カビや菌、洗剤カスなどの汚れを効果的に除去できます。洗濯槽クリーナーには、「塩素系クリーナー」と「酸素系クリーナー」があります。それぞれの特徴は、以下の通り。
- 塩素系クリーナー……強力な除菌・漂白効果があり、短時間で臭いの元を分解します。
- 酸素系クリーナー……活性酸素の発泡作用で汚れを浮かせて落とします。塩素臭が苦手な方にもおすすめです。
洗濯槽クリーナーの使い方はとても簡単。洗濯機にクリーナーを入れて、「槽洗浄」や「標準コース」で運転するだけです。定期的にクリーナーを使うことで簡単に清潔をキープでき、臭いの発生を防げます。
いつ掃除をすればいい?
洗濯槽のお手入れは、月に1回ほどが理想的です。ただし、一年の中でも梅雨や夏のように湿気が多い季節は、カビや菌が繁殖しやすくなるため、少しこまめに掃除を行うのがおすすめです。
特に、毎日のように洗濯機を使っているご家庭や、洗濯物の量が多いご家庭は、2〜3週間に1回のペースが安心。使用頻度が少ない場合でも、2〜3ヶ月に1回は槽洗浄を行うと、臭いの予防につながります。
無理のない範囲で定期的な掃除を習慣にすると、洗濯物が気持ちよく仕上がるうえ、清潔な空間を保つことができます。
排水口・排水ホースの臭い対策
洗濯槽をきれいに保っていても、排水口や排水ホースの汚れが原因で臭いが発生することも。清潔な洗濯環境のためには、こうした「見えない部分」のケアも大切です。
排水口・排水トラップのお手入れ
排水口や排水トラップは、洗濯で出た汚れや洗剤カスが溜まりやすく、カビの温床になりがち。ここの掃除を月に1回程度行うだけでも、下水臭やカビ臭の発生をぐっと抑えることができます。
[お掃除方法]
- まずカバーやトラップを外し、ゴミや髪の毛を取り除きます。
- その後、専用の洗浄剤やブラシを使って丁寧にこすり洗いし、しっかりと水で流しましょう。
排水口・排水トラップの掃除は、忘れずに取り入れておきたいポイントです。
排水ホースの交換・メンテナンス
排水ホースの内側にも、カビや汚れが溜まりやすく、そのまま放置していると臭いの原因に。定期的にホースを取り外して、薄めた漂白剤に浸け置きし、ブラシで内側を洗いましょう。
ホースの内側に黒ずみやヌメリが見られる場合は、菌が繁殖しているサインです。また、ひび割れなどの劣化があれば、早めの交換が清潔を保つコツです。
排水ホースをきちんとお手入れすることで、臭い問題もスッキリ解決するでしょう。
定期的な掃除が大切
洗濯槽やその周辺の排水口やホースからの嫌な臭いは、カビや汚れが主な原因です。月1回の洗濯槽クリーナー使用と、排水口・ホースのメンテナンスを心がけ、清潔を保ちましょう。少しの習慣で、毎日の洗濯時間がぐっと快適になりますよ。




