教えてくれたのは……ライオンケミカル株式会社さん
創業140年以上の技術と豊富なノウハウを活かし、殺虫剤、入浴剤、洗浄剤、消臭剤など、幅広い日用品を開発・製造・販売するライオンケミカル株式会社。「よりよいモノを、よりリーズナブルに」を合言葉に、NB・PB・OEM事業を拡大中で、和歌山県から全国、世界へと販売網を展開している老舗企業です。
清潔な洗濯槽は、毎日の“ひと工夫”から
洗濯槽の臭いは、毎日の“ひと工夫”で予防できます。無理なく取り入れられる「清潔を保つコツ」をご紹介します。
洗濯機のふたは開けおく
洗濯が終わった後、洗濯機のふたを開けてしっかり乾燥させることが大切です。湿気がこもったままだと、カビや菌が繁殖しやすく、臭いの原因に。乾燥機能がついている機種なら、短時間の乾燥運転を活用するのもおすすめです。「毎回ふたを開けておく」というちょっとした習慣だけで、臭いの予防に大きな効果があります。
洗剤や柔軟剤は「適量」を守る
洗剤や柔軟剤は、たくさん入れたからといって効果が高まるわけではありません。逆に、溶け残りがカビや菌のエサになり、臭いの元になることも。洗濯物の量に合わせてきちんと計量し、すすぎ残しを防ぐためにすすぎの回数も確認しましょう。適量を守ることで、洗濯槽も洗濯物も、すっきり気持ちのいい仕上がりになります。
洗濯物はなるべく早く取り出す
洗い終わった洗濯物を洗濯機の中に放置すると、湿気と温度で菌が急増します。その結果、洗濯物や洗濯槽に生臭さや雑巾のような臭いがついてしまうことも。洗濯が終わったら、できるだけ早く取り出して干すよう心掛けましょう。
また、脱いだ衣類もため込まず、こまめに洗濯するといいです。これだけでも、洗濯機周りの清潔感がぐっと変わってきますよ。
「ちゃんと洗ってるのに……」臭いの原因を探すヒントは?
基本的な掃除はしているのに、「まだ臭いが消えない……」と感じることはありませんか? そんな悩みを解決するための、洗濯槽の臭い対策チェックポイントをご紹介します。
洗濯機内部の異物・部品の不具合を確認
洗濯槽内部に異物が入り込んでいたり、部品の劣化や不具合があったりした場合、洗濯槽の臭いがなかなか取れないことがあります。たとえば、以下のような問題が起こることもあります。
- 糸くずフィルターやごみ取りネット……ごみが詰まっていると、湿気がこもり、菌が繁殖しやすくなる。
- パッキンや排水トラップ……劣化が臭いの原因となる場合がある。
こうした問題を防ぐためにも、定期的に各部品を点検・掃除し、劣化している部品は早めに交換する対策が効果的です。内部の異常を早めに見つけて対処すれば、臭いの再発を防ぐことができます。
専門業者に頼る
「いろいろ試してみたけれど、どうしても洗濯機の臭いが取れない……」と感じたときは、専門の業者へ依頼しましょう。
たとえば、ドラム式洗濯機や長年使用している洗濯機は、自力での掃除が難しいケースもあります。場合によっては洗濯機を分解してもらい、根本的な臭いの原因を取り除きましょう。プロに頼ることで、快適な洗濯環境を取り戻せます。
日々のケアと点検がカギ
洗濯槽の臭いはふたを開けて内部をしっかり乾燥させることや、洗剤を適量使うことなど、日々のちょっとした習慣で防げます。定期的な部品の点検や専門業者への相談もおすすめです。清潔な洗濯槽を保つための参考にしてください。



