知らなかった。車の上部についている「シートベルト」の“謎のボタン”の正体

カルチャー

2025.11.25

シートベルトをよく見てみると、上部に“ボタン”がついているのを見つけました。じつはこれ、シートベルトを正しく装着するうえで欠かせないものなのです。ここでは、この“謎のボタン”の正体と正しい使い方をご紹介します。

広告

一般名称は「ショルダーアジャスター」

正式名称は「アジャスタブルショルダーベルトアンカー」

車のシートベルトの上部(車体側)についているボタンは、「アジャスタブルシートベルトアンカー」や「アジャスタブルショルダーベルトアンカー」「ショルダーアジャスター」と呼ばれています(メーカーによって呼称が異なります)。これは、シートベルトの位置を調整するためのもの。ボタンを押すと、シートベルトが上下します。
身長や体型に合わせ、シートベルトを正しい位置で使用するため、ショルダーアジャスターは欠かせない部品なのです。

ショルダーアジャスターの正しい装着方法

ショルダーアジャスターは、ベルトを装着したあと、高さを調整するときに使います。正しい装着方法を確認しましょう。

手順1.正しい姿勢でシートに座り、ベルトを引き出してバックルにさします

シートベルトをバックルにさす出典:stock.adobe.com

このとき、ベルトは腰骨の低い位置にかけましょう。たるみがないよう、しっかり密着させてください。

手順2.ショルダーアジャスターで高さを調整します

ベルトの高さを調整する

ベルトが肩にかかる位置に調整しましょう。首にかかる位置では、首を傷めるおそれがあるので注意してください。

広告

ボタンの形状は車種によって異なる

ショルダーアジャスターには、「PULL」と表示があるものもあれば、文字のないボタンだけのものもあります。また、形状も車種によって異なります。
自分の体型や身長に合わせ、シートベルトを正しい位置に調整して着用しましょう。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る