水筒の茶渋やニオイには、キッチン泡ハイターが短時間で効く

花王の公式サイトで、キッチン泡ハイターはステンレス製の水筒に使えると案内されています。除菌なら2分、茶渋の漂白なら5分と短時間ですむため、忙しい日でも続けやすいお手入れ方法です。さらに、シリコン製パッキンにも使用できると明記されているため、水筒全体をまとめてお手入れできます。
無臭性タイプも販売されているので、塩素のニオイが気になる方は、そちらを選ぶとストレスなく使えるでしょう。
ただし、水筒メーカーによっては「塩素系漂白剤は使用しないでください」と明示しています。ご使用の際は必ずお持ちの水筒の取扱説明書を確認し、自己責任でご判断ください。
キッチン泡ハイターを使った水筒のお手入れ法
使用するもの

- キッチン泡ハイター
- ゴム手袋
- 食器用洗剤とスポンジ
※同じメーカーでも液性や使用方法が異なる場合があります。表示を確認してから使用しましょう。
手順⒈ 水筒とパッキンを分解し、食器用洗剤で軽く洗う

表面の汚れを落としておくと、泡が行き渡りやすくなります。
手順⒉ 本体の内側とパッキンに、キッチン泡ハイターをスプレーする

本体の飲み口から中へ、側面にも行き渡るようにスプレーします。外側は塗装やプリントがはがれる可能性があるため、泡がつかないようにしてください。

パッキンは平らな場所に置き、全体にまんべんなく泡をかけます。
手順⒊ 目的に合わせて置き時間を変える

置き時間は、目的に応じて変えます。除菌したいときは約2分、茶渋などの着色汚れをしっかり落としたいときは約5分ほど置くと効果的です。
手順⒋ 流水でしっかりすすぐ

キッチン泡ハイターを洗い流すときは、洗剤成分が残らないよう30秒以上を目安に、流水でしっかりすすぐようにしましょう。泡が残りやすい飲み口まわりやパッキンは、特に丁寧に流してください。
手順⒌ よく乾かしてから組み立てる

水分が残るとニオイの原因になるため、完全に乾かしてからパッキンなどをセットします。
注意点
- 同じメーカーの商品でも液性や使用方法が異なる場合があります。表示や説明書に従ってご使用ください。
- 塩素系漂白剤を使用するときは、必ず換気を行い、ゴム手袋を着用してください。
- 酸性タイプの製品(クエン酸・お酢など)と混ざると有害なガスが発生するため、必ず単独で使用してください。
- 水筒の外側(塗装・プリント部分)は色落ちの可能性があるため、使用を避けてください。
- 象印・サーモス・タイガーなど主要な水筒メーカーの多くは、塩素系漂白剤の使用を禁止しています。理由として「サビ・穴あき・保温不良の原因になる」と説明されています。
水筒のお手入れは、短時間ケアでぐっとラクに

水筒は、毎日洗っていても茶渋やニオイが残りやすいアイテムです。短時間で除菌や漂白ができるキッチン泡ハイターを取り入れると、本体の内側もパッキンも手早くスッキリさせることができます。時間をかけずにケアできるので、忙しい日でも続けやすいですよ。
