「1日ゴキゲンに過ごす人」が手放している“朝習慣”

掃除・暮らし

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2026.03.18

こんにちは。家事シェア研究家の三木です。 多くの家庭にとって「朝」はとにかく忙しい時間帯。寝起きで機嫌も悪いし、ダラダラしてる家族の姿を見ればイライラすることもある。 ですが、1日をゴキゲンに過ごすにはこの「朝」をどう過ごすかがとても大切です。

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朝は家事を詰め込みがち

朝から家事で忙しい出典:stock.adobe.com

朝は早くからすっきり目が覚めて、あれこれしっかりこなして、お気に入りの珈琲をドリップで入れて朝日を楽しむ。という人ももちろんいるでしょう。 一方で、朝が苦手でドリップ珈琲どころか、子どもがこぼした牛乳を片付けるだけで精一杯、なんて人もいるかもしれません。

さて、両者の違いはなんでしょうか? 色んな人の家事の話を聞いていると、なぜか「朝が苦手」な人ほど「朝やらなきゃいけないこと」が多い傾向にあります

夜の洗い残した食器を片付けて、なかなか起きない子どもを5回も起こして、朝ごはんを作って、食べさせて、ゴミ捨てして、夜のうちに洗濯した物を干して、食器を洗って、子どもが忘れ物がないかどうか確認して。中には子どもの宿題を朝見てあげるって方もいました。

しかも朝が苦手だから、それらをちゃんとこなすだけの時間のゆとりもありません。

「朝時間がなくて、本当にイライラする!!!」

という方は、一度、自分が朝何をやっているかをしっかりと全部書き出してみてください。驚くほどたくさんのことをこなしていることに気がつくはずです。

1時間で終わること”だけ”をやる

時間を意識する出典:stock.adobe.com

朝は1日のはじまりであると同時に、昨夜からの家事育児の残りが、トコロテンのように押し出されて、その先送り家事を調整する時間帯になっていることが多いのです。

つまり「朝」じゃなくていい家事がじつはたくさんある。

朝は「家を出る時間」というタイムリミットが決まっています。 だからたった5分のズレがこんなにもイライラの原因になってしまうのです。

ですが、きっと今の朝の習慣は、色々な事情や状況が重なった結果、やむなくそうなっているのでしょう。 家事の相談にのっていると、みんないかに「いまの朝家事が、どうしようもない状態なのか」を力説してきます。

この構図は「お片付け」とまったく同じ。 つまり、「入らないなら、減らす」しかないのです。

事実、朝時間をイライラせずに過ごせている人たちは、他の人と比べて作業スピードが倍以上早いわけではありません。 忙しい朝に「できることだけ」を選択しています。

そこでおすすめは「1時間でできること”だけ”」に、まずは絞ってみること

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時間をズラす、頻度を減らす、自分のことは自分でやる

ゴミ捨てをする女性出典:stock.adobe.com

家事を時短するためのポイントはこの3つ。 「時間をズラす、頻度を減らす、自分のことは自分でやる」です。

たとえばごみ捨て。
朝の忙しい時間帯にまとめるよりも、夜のうちにまとめてしまえば、朝バタバタしなくてもよくなります。 洗濯物も、本当に朝干さないといけないでしょうか? タイマーを使えば、帰宅後や夕飯後に洗い終わるようにすることもできますし、できるなら全自動洗濯機で乾燥まで終えてしまう方がいいでしょう。 乾燥機と外干しを駆使して、全部外干ししないようにするだけでも頻度を減らせます。

また、子どもの準備や起床など、何もかもを本当に全部親がやってあげないといけないかどうかも、見直す価値があります。 特別な事情(起立性調節障害など)ならともかく、何回か遅刻をして怒られたとしても、自分で起きるクセをつけることは、子どもにとっても大切な学びです。

いずれにせよ「やったほうがいいことを全部朝やろうとする」のではなくて「時間内に終わることだけ」に絞ってみてください

朝、イライラせずに過ごせるようになるかでで、1日の満足度がガラリと変わること間違いなしです。

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著者

三木智有

三木智有

NPO法人tadaima!代表 日本唯一の家事シェア研究家/子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタント。著書に『家族全員自分で動く チーム家事』がある。

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