【洗濯のプロ解説】じつははっきり違いがある。「粉末洗剤」と「液体洗剤」の得意・不得意と使い分けルール

掃除・暮らし

2026.06.24

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。ドラッグストアに行くと、ずらりと並ぶ洗剤たち。「液体と粉末、結局どっちがいいの……」と迷ったことはありませんか? 実は、それぞれ得意な汚れが違うんです。今回は、洗剤を使い分けるコツをお伝えします。

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結論:汚れや衣類に合わせて選ぶのが正解

汗・ニオイ・黄ばみ・しっかり洗いたい服

黄ばみ・汚れには粉末洗剤

汗・ニオイ・黄ばみ・しっかり洗いたい服に対しては、洗浄力の高いアルカリ性の粉末洗剤がおすすめです。

デリケートな衣類・軽い汚れ

デリケートな服には液体洗剤

一方、デリケートな衣類・軽い汚れは、中性の液体洗剤を使って落とすのがおすすめです。

「デリケートな衣類」とは、ニットやシルクだけでなく、色落ちが心配なデニム、型崩れさせたくない大切な服のこと。迷ったら、洗濯表示をチェックしてみてくださいね。「中性洗剤を使用」と書かれている場合は、液体洗剤が適しています。

粉末洗剤が得意なこと

粉末洗剤の特長

粉末洗剤は、成分を高濃度に配合できるので、洗浄力が高いのが特徴です。そのため、汗や皮脂汚れ、泥汚れなど、しっかり落としたい汚れに向いています。

また、衣類の黄ばみや蓄積汚れ、ニオイが気になったときは、粉末洗剤でつけ置き洗いするのがおすすめ。高濃度の洗浄液に浸けることで、汚れもニオイもスッキリ落とせます。

これからの季節、汗をかく機会が増えますよね。夏に向けて、粉末洗剤をひと箱用意しておくのがおすすめですよ。

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液体洗剤が得意なこと

液体洗剤の特長

液体洗剤は、水に溶けやすいのが特徴です。デリケートな衣類や軽い汚れの日常洗いに向いています。冷たい水にさっと溶け、自動投入もできるので、忙しい日の洗濯に便利です。

ただし、同じ液体洗剤でも種類があります。汚れ落ちに特化した普段用の洗剤と、おしゃれ着用の洗剤です。デニムやニットなど、デリケートな素材はおしゃれ着用洗剤を使うのがおすすめ。色落ちや型崩れを防ぎながら、やさしく洗えます。

洗剤の「裏面」を見たことありますか?

洗剤のパッケージ、裏側を確認出典:stock.adobe.com

お使いの洗剤のパッケージ裏に、「石けん」と書かれていませんか?

石けん洗剤は、お肌にやさしいイメージがありますよね。赤ちゃんのいる家庭やお肌が弱い方が選ぶことが多いのですが、石けんカスが出やすいという特徴があります。

この石けんカス、実は黒カビの大好物。洗濯槽の掃除を怠ると、洗濯槽裏にカビがびっしり生えてしまいます

せっかくお肌にやさしい洗剤を使っても、黒カビだらけの洗濯槽では元も子もありません。石けん洗剤を使うときは、2週間に1回程度のこまめな槽洗浄を心がけてください。石けんカスを落とすなら、酸素系クリーナーがおすすめです。

汚れに合わせて、洗剤を選ぼう

液体洗剤と粉末洗剤、それぞれ得意なことが違います。これからの季節は、汗や皮脂汚れに強い粉末洗剤が活躍しそう。ぜひ、洗浄力の高さや、どんな用途で使うのかによって上手に使い分けてみてくださいね。

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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