ひとに「嫌われるのが怖い人」と「嫌われても平気な人」の決定的な違い

カルチャー

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2026.07.18

心理カウンセラーの古庄由佳です。「嫌われたくない」という思いが強すぎると、自分の気持ちよりも相手の反応を優先することが増えて、疲れてしまいますよね。一方で、「あの人は、嫌われても平気そう」そんなふうに見える人に羨ましさを感じることもあるかもしれません。でも誰だって、人に嫌われるのは気持ちのいいものではないはず。嫌われても平気そうに見える人は、実は、「嫌われるかもしれない不安」に振り回されにくい人と言えるかもしれません。では、そこにはどのような違いがあるのでしょうか。

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自分の価値を「人の評価」で決めていない

悩む女性出典:stock.adobe.com

「嫌われたくない」と苦しむ人は、自分の価値を相手の反応に預けてしまっていることがあります。相手が笑顔なら安心。不機嫌そうなら不安になって、「私が悪かったのかな」と自分を責めてしまう。実はこれらは、「私は価値がある人間かどうか」を、人の評価で確かめようとしている状態なのです。

一方、嫌われる不安に振り回されにくい人も、きっと好かれれば嬉しいですし、嫌われれば傷つくでしょう。でも、「嫌われた=私に価値がない」とは考えません。相手の評価は、その人の価値観や状況にも左右されるもの。だから、それだけで自分の価値まで否定されたとは受け取らないのです。

「みんなに好かれること」より、「自分らしくいること」を大切にしている

友人と話す女性出典:stock.adobe.com

どんなに優しい人でも、全員に好かれることはありませんよね。嫌われたくない気持ちが強い人ほど、「私はどうしたい?」よりも「相手はどう思うかな?」を優先しがちです。

本当は断りたいのに引き受ける。本音を飲み込んでしまう。それが続くと、その場はうまくいっても、心には少しずつ我慢が積み重なっていきます。

一方、嫌われる不安に振り回されにくい人は、人には相性があること、人それぞれ価値観や好みには違いがあることを受け入れています。だから、「みんなに好かれること」よりも、「自分らしくいられる関係」を大切にしているのです。

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「嫌われること」と「関係が終わること」は違うと知っている

友人と話す女性出典:stock.adobe.com

「NOと言ったら嫌われるかもしれない」「本音を言ったら距離を置かれてしまうかもしれない」嫌われる不安に振り回されてしまう人の背景には、幼い頃に「いい子でいないと愛されない」と感じてきた経験が影響していることも。すると、大人になってからも、「嫌われること」と「関係が終わること」が心の中で結びつきやすくなるのです。

でも実際には、健全な人間関係は、本音を伝え合いながら育てていくもの。意見が違ったり、断られたりすることもあります。それでも関係は続いていく。そうした経験を積み重ねていくことで、人の顔色ばかり気にしていた心が、少しずつ自由になっていくのです。

まとめ

「嫌われたくない」と思うこと自体は、とても自然なことです。だから、無理になくそうとしなくても大丈夫。大切なのは、「嫌われないように生きること」ではなく、「嫌われるかもしれない不安」に振り回されすぎないこと。自分の価値を人の評価だけで決めず、自分の気持ちも大切にしながら人と関わっていく。そんな積み重ねが、自己肯定感を育て、安心して人とつながれる心の土台になっていくのです。

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著者

古庄由佳さん

古庄由佳(うさこ)

心理カウンセラー、公認心理師

17歳の頃に、徐々に視機能が失われていく難病であると診断される。病気に負けず頑張りたいのに、体も心も人間関係もどんどん壊してしまう。そんな生きづらさから、心のことを学び始める。2012年より、心理カウンセラー、セミナー講師、心理スクール講師として活動。自分との仲直りをテーマに、本来の魅力や才能を解き放っていく心理カウンセリングの他、病気からのサインを受け取り、本来の自分らしい人生を取り戻していく卒病カウンセリングも好評。20年近く住んでいた東京を離れ、2019年に福岡県糸島市に移住。著書は「心屋流 戦わないで生きていく」「心屋流 がんばらないレッスン」(ともにPHP研究所)。

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