教えてくれたのは……青川 素丸(あおかわ すまる)さん
表参道の父株式会社CEO。易学の第一人者。人気占いYouTuber&風水師。これまで誰もできなかった易の的中率を飛躍的に上げる筮法を開発した奇才で、ビジネスや健康に活かす風水、未来現象の予知、開運法を得意とする。政治家、実業家、プロスポーツ選手、芸能人、主婦、会社員など豊富な鑑定実績を持つ。
距離を置くのが正解な人もいる
前回の記事では、「人間関係での悩みを減らすためには、自分を見直すことが大切」だとお話しましたが、もちろん例外もあります。
問題の原因が相手にあった場合、こちら側がどんなに歩み寄ろうとしても、人間関係を修復できないことがあります。どのような試みでも、無駄になってしまうことがあるのです。
そういった人とは、割り切った関係に徹する、距離を置くというのも得策。古来「君子危うきに近寄らず」という言葉があるように、まさに関わるだけ損だと言えます。
一緒にいると運気が下がる人の「3つの特徴」
距離を置くべき相手、一緒にいると「運気が下がる」と感じてしまうような相手には、どのような共通点があるのでしょうか?
以下に、3つの例を挙げます。
1.ネガティブな発言をする人、被害者意識を持っている人
ネガティブな発言は、周囲の人たちのエネルギーまで落としてしまいます。
その人の発言を聞いているだけで周りにもネガティブな感情が広がり、みんなが不安になることで、不幸を呼び寄せることもあるのです。
また、ネガティブな人の多くは、“自分だけ”といった被害者意識を持つ傾向があることも特徴。
「なぜ自分だけが、こんなにみじめなのか?」この言葉には、自分が率先して周囲の環境を変えていこうという意思がないので、何かにつけて他人や環境のせいにしがちです。
感情は伝染するので、関わらないほうがよい人と言えるでしょう。
2.攻撃的な発言をする人、ハラスメント体質の人
人の悪口や愚痴ばかりをこぼす陰湿な人と一緒にいると、気持ちが沈んでしまいます。その矛先がいつ自分に向かうかと思うと、恐ろしくなりますよね。
攻撃的な発言をする人は、他人を貶めることで、自分の居場所を確保しようとします。また、言葉や態度で相手を支配してマウントをとろうとする場合も多くあります。
このような人と関わり続けると精神的に追い詰められるので、とても危険です。ネガティブな思考に染められてしまう前に、距離を置くに限ります。
3.ナルシストで、自分軸でしか言動できない人
「自分が一番」と常に考えている人は、それを心の中で思っている分には問題ありませんが、周囲に自分の話ばかりすると、迷惑がかかることがあります。
自分軸でしか物事を見ていない人は、他人の話を聞かず、感謝の気持ちを持っていないことが多く見られます。お膳立てしてもらったことが、まるで自分の功績であるかのように振る舞うことも。
悪いことはすべて他人のせいにして感謝の気持ちを示さない人と一緒にいると、そのネガティブなエネルギーに影響されることがあります。運気まで吸い取られてしまうので、要注意な相手です。
自分を守るために良い距離感を
上記のような特徴を持つ人たちは、どこにでも存在します。どれくらいの距離をとるかによって、精神的なストレスや心理的ダメージの大きさが変わってくるでしょう。
心理的な影響は伝染する性質があるため、悪影響を受けないためには、危険だと感じたらとにかく距離を置くことが重要。たとえ、相手に自分が距離を置いていることに気づかれて相手が近づいてきても、心理的にも物理的にも距離を置くことが無難です。
周りの人と適切な距離感を保つことで自分を守り、運気アップにつなげましょう。自分自身でも、パワーをつけていくことを心がけてくださいね。