教えてくれたのは……青川 素丸(あおかわ すまる)さん
表参道の父株式会社CEO。易学の第一人者。人気占いYouTuber&風水師。これまで誰もできなかった易の的中率を飛躍的に上げる筮法を開発した奇才で、ビジネスや健康に活かす風水、未来現象の予知、開運法を得意とする。政治家、実業家、プロスポーツ選手、芸能人、主婦、会社員など豊富な鑑定実績を持つ。
人間関係は「自分軸」だけでは解決できない
対人トラブルは、一生つきまとう問題です。
人間関係の難しさは、自分軸だけでは解決できないところにあります。相手の感情、性格、熱量、置かれている立場や環境を理解しながら、対話をしていかなければならないため、煩わしさもありますよね。
ただ、「面倒くさい」というスタンスでは、状況を悪化させるだけ。人間関係の悩みやトラブルを避けるためにも、まずは自分の行動を見直し、NG行動を洗い出してみましょう。そこには必ず、改善すべき点が見つかるはずです。
人間関係でよく悩む人、トラブルを起こしやすい人には、いくつかの共通点があります。
人間関係でトラブルを起こしやすい人の「5つの特徴」
人間関係で悩んだり、トラブルになったりする原因のひとつが、他人からの評判やプライドです。自分のことを優先し過ぎて、相手を理解しない態度が人間関係を悪化させます。以下に、代表的なNG行動をご紹介します。
1.相手の意見を聞かない
相手の意見を聞く耳すら持たなければ、周囲の理解を得ることが難しくなり、結果として孤立する原因になります。とくに、「自分が絶対に正しい」と自分の意見だけを通そうとする態度をとっていては、人との関係を悪化させるだけです。
2.自分の責任を認めない
人間関係のトラブルには、双方に責任があることが多いです。自分の非を認めずに相手の非ばかりを責めることは、状況をさらに悪化させてしまいます。
3.感情的な言動をする
関係性を壊してしまう人の多くが、感情的な言動をする傾向があります。
基本的に、感情的な言動で物事を解決することはできません。感情は揺れ動くもの。感情的に振るまう人は、周囲の信用を得られないのです。
また、憶測で話すこと、噓をつくこと、辻褄の合わない言動は、最終的には信用を失うことにつながり、自分自身を不利な状況に追い込みます。自業自得にならないよう、言動には注意が必要です。
4.約束やルールを守らない
約束やルールは社会の規範であり、物事を円滑に進めるためにも重要です。
たとえ嫌な相手であったとしても、その相手との関係の中にも、社会のルールや掟、約束は存在しなければなりません。
約束やルールを無視するなど、規範意識が薄い行為はトラブルを引き起こす原因になり、自分自身の信用も失います。どのような相手であっても、社会人として基本的な規範意識をもって接しましょう。
5.相手を尊重する意識がない
相手の立場や考え方を理解し、相手を尊重する姿勢は重要です。少なくとも、相手が理解されていると感じられるような発言を心がけましょう。
「あなたのことを理解していますよ」「あなたを気遣っていますよ」といった態度を示すことで、相手に対する理解が深まります。相手に歩み寄ることで、相手の良い面が見えてくるもの。双方が同じような意識と感謝の心をもって接すれば、お互いが歩み寄れるはずです。
自分の行動を見直してみよう
以上が、人間関係でトラブルを起こしやすい人たちに見られる共通点です。
このようなNG行動を減らすだけで、人間関係で悩むことは少なくなるでしょう。それどころか、良好な人間関係や信頼関係を築けるようになるはずです。