夏は「液体洗剤」より「粉洗剤」を使うべき!?「夏の汗汚れ」に取り入れたい“洗濯テク” 

掃除・暮らし

2026.08.12

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。「粉洗剤ってまだあるの?」と思った方、いませんか? 一般的に冷たい水でも溶け残りがない、“液体洗剤”が主流ですよね。でも実は夏の汗汚れには、液体より粉のほうが断然強いんです。

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液体洗剤が主流になった理由

液体洗剤が主流の理由

日常使いでは、液体洗剤を選ぶ方が圧倒的に多いでしょう。洗濯機に自動投入することもでき、すすぎ1回でOKのものも多いです。忙しい毎日には、この手軽さがありがたいですよね。

一方で粉洗剤は「溶け残りそう」「なんか古い」というイメージで、売り場の隅に追いやられがち。でも実は、夏の汗汚れを落とす力では粉に軍配が上がるんです。

なぜ夏の汗には「粉」なのか

粉末洗剤がおすすめの理由

粉洗剤が汗汚れに強い理由は、シンプルです。
汗や皮脂の汚れは酸性。一方、粉洗剤の多くはアルカリ性です。つまり酸性の汚れをアルカリ性の洗剤で中和・分解し、落としやすくするんです。

また、液体洗剤の多くは中性です。生地にやさしい反面、酸性の汚れを中和する力は弱めです。そのため「毎日洗っているのに黄ばむ」「なんかにおう」といったことが起こることがあります。

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黄ばみ・ニオイが気になったら「つけ置き洗い」

「つけ置き」というと、漂白剤のイメージがありませんか? 実は、洗濯洗剤でもつけ置き洗いができるんです。

つけ置き洗い

やり方は簡単。40℃くらいのお湯に粉末洗剤を溶かして、30分〜2時間つけ置きするだけ。洗濯機で洗うより高濃度の洗浄液に浸かるので、蓄積した汗汚れがしっかり落ちます。
つけ置きのあとは、いつも通り洗濯機で洗えばOK。もみ洗いは不要です。

粉末洗剤の注意点

実は全ての衣類を粉末洗剤で洗えるわけではありません。ニットやシルクなどデリケートな衣類には、使うことができないので注意してください。

洗濯表示を確認

アルカリ性粉末洗剤を使うときは、必ず洗濯表示の確認を。「中性洗剤使用」と書かれている衣類には控えましょう。

夏だけでも、粉を試してみて

まずは、汗の量が増える夏の間だけでも、粉末洗剤を日常の洗濯に取り入れてみませんか? 「あれ、黄ばみが減った」「ニオイが気にならなくなった」。そんな変化を感じられるはずです。

▼動画で粉と液体の使い分けを見る

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

洗濯研究家

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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