1.白くカチカチになった石灰化した汚れ
蛇口の根元や水まわりに、白く固まった汚れがつくことがあります。この正体は水あかです。
軽い水あかならメラミンスポンジで落とせることもありますが、汚れが蓄積したり、時間がたってカチカチになったりした、石灰化した水あかは要注意。固くこびりついた状態になると、メラミンスポンジでこするだけではなかなか落とせません。
こういう汚れを見ると、つい「もっと強くこすれば取れるかも」と思ってしまいますが、力任せにこするのは禁物。こういった頑固な水あかに対しては、クエン酸をはじめ適した洗剤を使う方が効率的です。
2.お風呂などにできたカビ
お風呂のタイル目地やゴムパッキンにできる、黒いカビ汚れ。「メラミンスポンジで削れば消えるのでは……?」と思うかもしれません。
しかし、カビ汚れにメラミンスポンジを使うのは推奨しません。カビは表面だけでなく、目地などの細かな部分に入り込んでいることがあるため、表面をこすっただけでは十分に落とせないことがあるんです。
じつは私も、間違ってフローリングの黒カビをとろうと、メラミンスポンジに頼ったことがありました。その結果、フローリングの表面はボロボロに……。黒カビも根元から除去できたわけではないため、また同じ場所に再発してしまいました。
そもそもフローリングにメラミンスポンジは使ってはいけないのですが、場所がどこであれカビ掃除にメラミンスポンジは適していません。
カビをしっかりと除去する場合は、専用のカビ取り用洗剤や、素材に負担をかけない方法で掃除を行いましょう。
3.目地やヒビに染み込んだ汚れ
床やタイルなどを掃除していると、「表面はきれいになったのに、目地だけ黒いまま」ということがありますよね。
このように、素材に染み込んだ汚れに対しても、メラミンスポンジは不向きです。表面についた汚れをこすり落とすのは得意ですが、目地やヒビの奥に入り込んだ汚れまでは届きません。
無理にこすると、汚れと一緒に素材まで削り取ってしまうおそれがあります。染み込んだ汚れに対しては、汚れの種類に合うお手入れ方法を探してみるのが得策です。
メラミンスポンジはあくまでも研磨材
家にひとつあると何かと便利なメラミンスポンジですが、苦手な汚れもあります。
メラミンスポンジは汚れを研磨して落とす掃除アイテムなので、石灰化した汚れや染み込んだ汚れ、深く根を張っているカビに対して使っても、思うように落ちない場合があるんです。
メラミンスポンジに安易に頼るのは避けて、正しい方法で活用しましょう。



