ペットボトルの丸みには意味がある

コーラに限らず、サイダーなどの炭酸飲料は、丸い形のペットボトルに入れられています。調べてみると、飲み物に含まれている「炭酸ガス」が、ペットボトルの形と関係していました。
炭酸飲料が入ったペットボトルには、炭酸ガスによって中から外へ押し広げようとする圧力がかかっています。そのため、容器にはこの圧力に耐えられる強さが必要。飲料メーカー・キリンによると、ガスの力がペットボトルに均等にかかるよう「丸くてでこぼこが少ない形」になっているのだそうです。
厚みや硬さにも理由がある
ペットボトルをつぶして捨てるとき、炭酸飲料のペットボトルだけ、なかなかつぶれず困ったことがあります。「どうしてこんなに硬いんだろう……」と思っていましたが、高い炭酸圧に耐えるため、あえてほかの飲料の容器より肉厚で丈夫に作られているのだとか。
ペットボトルの丸みだけでなく、硬さと厚みも、シュワシュワの炭酸をしっかり閉じ込めるための工夫なんです。
ボトルの底にも秘密が……!

炭酸飲料のペットボトルをひっくり返して、底を見たことはありますか? 5枚の花びらが開いたような形をしているんですよね。
この形は「ペタロイド(花弁)型」と呼ばれていて、炭酸飲料が入ったペットボトルを自立させ、底にかかる圧力に耐えるためにつけられています。今まで何気なく見ていた部分ですが、理由を知ると、ついボトルの底を確認したくなりませんか?
意外と知らない「工夫」がたくさん
普段は意識しないペットボトルの形ですが、ここには炭酸飲料を快適に飲むための工夫が詰まっていました。
次に炭酸飲料を飲むときは、胴体だけでなく、ぜひ底の形もチェックしてみてください。「こんなところまで考えられていたんだ」と、ちょっと誰かに話したくなるかもしれません。
