子どもと接するときのコツって?
子どもは元気だから、明るく話しかければいいというものではありません。どういう人なのか、子どものほうだって観察しているのです。だから、心を開いてもらいたいなら、子どもと同じ目線に立ち、その子のペースに合わせてあげること。一人一人ペースが違うので、その子がどんな声のトーンなのか、どんな話し方するのかなどを判断しながら、接してあげることが大事になります。距離が縮まれば、その後は子どものほうから、遊んでほしくて話しかけてきてくれるはずです。
子どもって不思議なもので、同じように話しかけても、すぐに仲良くなれる子とそうでない子がいますよね。そんなときは、無理しないで時々話しかけるようにしたら、何日越しで話してくれたという経験を筆者は持っています。今ではすっかり仲良しになったので、きっとそれが、その子のペースだったんですね。その子に合わせてあげる。それだけのことですが、子どもからしてみたら、とっても大切なことなんだと改めて思い知らされました。
監修:子育て心理学協会代表理事:東 ちひろ 文/吉塚さおり
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