約85%の女性が冷えを感じている!
布団メーカーの西川が20代〜50代の女性を対象に「冷え」についてのアンケート調査を行ったところ、約85%の女性が冷えを感じていて、そのうち45%は暑い夏も含めた1年中冷えを感じているという驚きの結果が出ました。
冷えはダイエットの大敵!
寝苦しい熱帯夜は、熱中症対策のためにもエアコンを稼働することが好ましいと言われるようになりましたが、思った以上にカラダが冷えてしまっているもの。そして万病のもとと言われる冷えは、スムーズな入眠や質の高い眠りを妨げる原因にもなってしまいます。睡眠の質が下がると、成長ホルモンなどの分泌リズムが乱れ、しょっぱいものを欲したり、食べ過ぎてしまったりする原因にもなるので、冷えはダイエットの大敵でもあります。
無意識にカラダが冷えてしまう夏の睡眠の質を上げるために、睡眠コンサルタントの友野なおさんに、夏のタイプ別冷え対策を伺いました。
全身冷えタイプ
冷房が効いたオフィス、電車、パートナーがいる寝室でとにかくいつも全身が冷えているという人におすすめなのが、遠赤外線の加温機能がある敷き寝具です。「夏に加温?」と思うかもしれませんが、眠る30分前に電源を入れて布団を温めて眠るときに電源を切ったり、足元だけ温めることでスムーズな入眠を助けてくれます。
掛けふとんは、保温性に優れた羽毛がおすすめです。エアコンの冷気が直接カラダに当たらないようにするだけでなく、湿度を逃す構造になっているので夏でもムレずに快適です。
部分的な冷えタイプ
夏でも末端に冷えを感じるこのタイプの人は多いですよね。手足の部分的な冷えには、足元や指先、手先をやさしくあたためるシルクグローブやソックスがおすすめです。お風呂上がりに着用して、熱を逃がさないようにしてください。逆に眠るすこし前からは、末端からの熱放射を盛んにして深部体温を下げるとスムーズな入眠につながります。ふとんに入るときは、グローブやソックスは外しましょう。
掛けふとんは、汗を吸収してくれる天然素材のものや、熱や湿気がこもりにくい軽いものがおすすめです。
汗冷えタイプ
もともとの体温が高く、暑がりや汗っかきな人は、寝ている間にかく汗で冷えてしまっている可能性があります。汗が蒸発するときに体温が奪われてカラダが冷えるので、吸水性や通気性に優れた寝具を使いましょう。さらに、ひんやりと冷感を感じられるものを選ぶと、寝苦しさが軽減されます。
エアコンなしでは寝苦しい熱帯夜ですが、涼しさを優先して無防備にベットに入ってしまうと、うまく入眠できなかったり、睡眠の質が下がることで太りやすいカラダになってしまいます。快適な室温に設定しつつ、自分なりの冷え対策で睡眠の質を向上させて、ダイエット効果も得たいですね。
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