たっぷりの油が決め手！スパニッシュオムレツ
卵とゴロゴロ野菜を調和させるには、油で野菜を香ばしく包み込むのが有効。
多めの油で炒めて甘みが出た野菜の効果で、卵の甘さも引き立ちます。
じゃがいもは水にさらさずに炒めてデンプン質をカリッとさせると、大きく混ぜてふんわり焼いた卵と相性抜群に。
材料
（2～3人分）
卵 ···································································3個
じゃがいも ·····················································２個
長ねぎ ·····························································1本
塩、こしょう、太白ごま油（オリーブオイルでも可）
作り方
❶卵はボウルに割り入れしっかり溶き、塩小さじ1/2、こしょう少々を加え、さらに溶き混ぜる。
じゃがいもは1.5cm角のさいの目切りに（水にはさらさない）、長ねぎは小口切りにする。
❷フライパン（直径18～20cmの深型）に太白ごま油1/4カップを熱し、弱めの中火で1の野菜をじっくり炒める。
❸野菜に火が通ったら、❶の卵液を流し入れて半熟状になるまで大きく混ぜる。
３分ほど焼いて卵に八分程度火が通ったら、皿を使って裏返し、さらに２分焼く。
スパニッシュオムレツのポイント
皿を使って裏返すことで形くずれ防止に
オムレツは割れやすいので、フライ返しではなく皿を使用。
フライパンから大きめの皿にすべらせるように移し、上からフライパンをかぶせたら皿ごと返して。
今回はオムレツ2種をご紹介しました。
ふわトロ食感のオムレツには思い切ってバターをたっぷり！
メインデッシュにもなるスパニッシュオムレツにも油をしっかり使うことが失敗しないポイントです。
今回教えてくれたのは：松浦達也さん
編集者・ライターにして、調理の仕組みと科学、食文化などを研究するフード・アクティビスト。
『saita』2017年5月号より抜粋
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