何に効くのかはわからない…子どもは不思議な薬草を作ることがある【育児あるある図鑑File.60】

家族・人間関係

2020.02.06

子どもは不思議な動きやおかしな行動をよく取るもの。
そういった“子どものあるある行動”を紹介していく連載『育児あるある図鑑』。

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育児あるある図鑑【File.60】は… 『薬草職人』

■生息地

公園や広場。
葉っぱや草がたくさん落ちている場所。

 

■生態

公園や広場に落ちている葉っぱや草を拾い集めてきて、大きめの石ですり潰して薬草を作り始める。
一心不乱になってすり潰し続けるその姿は、まさに職人そのもの。
木の実や砂、水なども混ぜながら、絶妙な配合で何に効き目があるのかさっぱりわからない薬草を作り出す。
作るだけならまだいいが、その自作の薬草を実際にパパやママの腕や足などに塗り込もうとしてくるケースもあるので要注意。
そんな奇妙なものを塗られたら、肌荒れを起こして本当に病院にお薬を貰いに行かなければならなくなるかも…。

 

■「夢中になること」は大事な経験のひとつ

なんだかよくわからないことに、ものすごく夢中になっているのって、子どもにはよく見られる光景ですよね。
公園などで葉っぱや草をすり潰す“オリジナル薬草作り”も、まさにそのよくわからない行動のひとつ。
何のために?何が楽しくて?どうなったら終わりなの?最終的にどうするつもりなの?などと、親としては疑問だらけになるはずです。
でも、夢中になって遊んだり実験をしたりするのも、とても大事な経験であるのは間違いないです。
危険な行為であるとか、誰かに迷惑をかけるといったことがないのであれば、温かい目で見守ってあげるべきでしょう。

 

次回の育児あるある図鑑は、「おもちゃの持ち腐れ」です。お楽しみに!

文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。

イラスト/波打ベロ子

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