育児あるある図鑑【File.55】は… 『どんぐり探知機』
■生息地
主に公園や広場。
散歩中に道端に現れることもある。
■生態
「どんぐり」を見逃さない。
公園や広場の木の下などは当然のこと、道端に転がっているどんぐりであっても、瞬時に発見して確実に拾い集めていく。
ころころと転がってお池にハマッた一粒さえも逃さない、どじょうが出てきて「こんにちは」と言ってきたって動じない。
そんな意志を感じさせるくらい、どんぐりへの強い執着心を見せてくる。
あまりにもどんぐりが好きなので、前世はイベリコ豚だったのではないかという疑念さえも湧いてくるほど…。
ただ、集めたたくさんのどんぐりを家の中にばら撒いていることがあるので、知らずにそれを踏んだパパやママが激痛に苦しむケースもよく見られる。
■中から「虫」が出てくる危険性もアリ
子どもにとっては、どんぐりはとてつもなく魅力的に見えているのでしょう。
うちの娘も、外出中にどんぐりを発見したら、大喜びで駆け寄り、満面の笑みで拾い集めてきます。
手の中にいっぱいのどんぐりを持って、家に帰ってくることもよくあります。
でも、どんぐりをコレクションされても、扱いに困ってしまうというのが、親の本音でもあるはず。
気をつけないと、たまに中から小さな虫が出てきたりすることもあるので、家の中に放置しておくのは、ちょっと危険な面もあるかもしれません。
拾ってもいいけれど、家には持ち帰らないようにするとか、家に持ち帰った場合は箱や袋の中に入れておくなどするように、注意はしたほうがいいでしょう。
次回の育児あるある図鑑は、「一周まわった寝」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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