育児あるある図鑑【File.02】は… 『睡眠時かかと落とし症候群』
■生息地
家族みんなが寝静まった深夜の寝室。
突如としてベッドの上に現れる。
■生態
みんなが深~い眠りについた真夜中。
その静寂を切り裂くかのように、いきなりベッドの上にその“恐怖”は訪れる。
お腹や胸、そして急所。
さらに、ひどいときには顔面に、全力でかかと落としを食らわせてくる。
普段は可愛らしく愛くるしい姿を見せてくれているのにだが、睡眠時になると、なんの躊躇をすることもなくパパやママの急所を激しく攻撃する“極悪レスラー”のような一面が顔を出す。
睡眠時裏拳症候群、睡眠時頭突き症候群、睡眠時フライングボディアタック症候群といったパターンもあるので要注意!
■子どもの「寝相が悪い」のは仕方がないこと
子どもって、本当にビックリするほど寝相が悪いですよね。
うちの娘も、ベッドの中を所狭しと、ひと晩中ずっと動き回っているような感じです。
それだけならまだいいのですが、動き回りながら隣で眠るパパやママに体ごとぶつかってくるのが困りもの。
体がだんだん大きくなってくると、その体当たりはもはや“攻撃”になってくるので、ちょっとした恐怖ですらあります。
実際に僕もお腹にかかと落としを食らって、激痛で目が覚めた苦い経験が何度か…。
でも、子どもは大人よりも寝返りが多いものであり、体が成長していく過程で動き回るのも仕方がないことのようです。
あとは、寝室の温度や湿度が高かったりすると、寝苦しさを感じることも多いので、そこは気をつけるようにしてあげた方がいいでしょうね。
次回の育児あるある図鑑は、「たたき起こし技のデパート」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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