育児あるある図鑑【File.04】は… 『クライマーズ・ハイハイ』
■生息地
リビング、キッチン、お風呂場、寝室など。
よじ登れそうなものがある場所であれば、どこにでも現れる。
■生態
ハイハイも板に付いてきて、色々なところに行けるようになってくると、さらなる進化を求め始める。
ハイハイをしているだけでは満足ができなくなり、「よじ登りたい!」という欲望がどんどんと大きくなってくるもの。
テーブル、イス、ソファ、ベッド、階段、テレビ台…。
とにかく登れそうなものを見つけたら、ハイテンションで一心不乱に登頂に挑戦する。
それはもう「クライマーズ・ハイ」ならぬ「クライマーズ・ハイハイ」状態。
恐れを知らず、危険もかえりみないので、より高い場所を目指そうとする傾向にもある。
■「歩くようになる」ための大事なステップ
ハイハイで自由に動き回れるようになると、次はつかまり立ちを覚えるようになり、ありとあらゆるものによじ登ろうとし始めます。
この頃は特に危険で、ちょっと目を離した隙にテーブルなどに登り、そこから落ちたりすることだってあったりします。
うちの娘も、きちんと奥まで閉めていなかったタンスの引き出しにまでよじ登っていたことがあり、家中がボルダリングのような状況になっていたことも…。
とはいえ、ハイハイやつかまり立ちは歩けるようになっていくための大事なステップでもあるので、無闇にやめさせたりするのではなく、しっかりと見ていてあげることがやはり一番大事でしょう。
次回の育児あるある図鑑は、「エンドレススライダー」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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