育児あるある図鑑【File.03】は… 『たたき起こし技のデパート』
■生息地
パパとママが眠っている早朝の寝室。
熟睡するパパとママの枕元や体の上に現れることもある。
■生態
おもちゃの太鼓を叩き、ピアニカを吹き鳴らし、ゴムボールを投げつける。
それでもパパやママが目を覚まさない場合には、体の上に乗っかって頭や顔を叩き、文字通り「叩き起こす」行為にも出たりする。
とにかくパパとママを起こすためであれば、あらゆる手を使い、様々なテクニックを用い、ときには強引な力技をもいとわない。
なぜか、休みの日の早朝や二日酔いの朝、寝不足の日々が続いたときの昼寝中などに限って現れることが多いのが困りもの。
■「助け」を求めて起こしていることもある
子どもが生まれてからは、激痛や衝撃で目が覚めることが多くなりました。
耳元でラッパを吹かれたり、お腹の上でトランポリンをされたり、指で強引にまぶたをこじ開けられたこともあります。
間違いなく、どんなに強力な目覚まし時計よりも効き目は大きいです。
本当に一瞬にして飛び起きますからね…。
ただ、遊んでほしくて起こしているのではなく、「おしっこに行きたい」とか「のどが乾いた」とか「お腹が痛い」などといった理由で起こしているケースもあるので、そういったSOSのサインにはちゃんと気づいて起きてあげるようにしてくださいね。
次回の育児あるある図鑑は、「クライマーズ・ハイハイ」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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