育児あるある図鑑【File.30】は… 『ダンボール箱入り娘』
■生息地
ゴミ置き場やダンボール置き場。
大きな物を買ったあとのリビングなど。
■生態
ダンボールの空き箱を見つけたら、なにがなんでも中に入り込む。
自分の体がすっぽりと入るような大きさのダンボールだったりしたら、信じられないほどの大はしゃぎも見せる。
また、パパがダンボールで家を作ってあげたりすると大喜びをしてくれるが、それをなかなか捨てられなくなるという難点もアリ。
調子に乗っていくつもダンボールハウスを作ってしまうと、自宅の中にちょっとした“新興住宅街”ができあがる危険性も秘めている。
特に引越しの後は、たくさんの空きダンボールが出現するので、早めに処分をしていかないと、ダンボールハウスやダンボール秘密基地の建設ラッシュが始まってしまう。
■ダンボールに入ったまま「転倒」しないように要注意
ダンボールの空き箱を見つけると、キラキラと目を輝かせ始める。
そんなシーンに今まで何度も出くわしてきました。
子どもにとっては、ダンボールはとんでもなく魅力のあるものなのでしょう。
娘におもちゃを買ってあげたら、おもちゃ自体よりも、そのおもちゃが入っていたダンボールのほうで楽しそうに遊んでいたりしたこともありましたから…。
ダンボールの中に入るといいうのは、それくらい子どもの心をつかむ何かがあるのだと思います。
ただ、あまりにも大きいダンボールだと、中から周りが見えなくなり、入ったまま箱ごと倒れたりする危険性も大。
倒れたときに、体や頭をぶつけたりするようなこともあり得るので、その点にだけは注意を払ってあげてくださいね。
次回の育児あるある図鑑は、「トイレの番人」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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