育児あるある図鑑【File.38】は… 『姿なき者との対話』
■生息地
リビングや寝室の壁付近。
部屋の隅っこに行って、独り言をつぶやいていることもある。
■生態
そこには誰もいないはずなのに…。
ただ部屋の壁があるだけなのに…。
あたかも誰かがいるかのように、ベラベラと会話を交わしたりする。
ときには、「キャハハハ」と楽しそうに笑い声をあげるなんてことも…。
壁をジッと見つめたり、宙をあおぎながらニヤニヤしている姿を目にする度に、パパやママには少しずつ恐怖心も芽生えていくはず。
たまに、「あっちの部屋に誰かがいたよ」なんて平然と言い出すこともあるので、それにはパパもママも焦りを隠せなくなる。
■幼い子どもは「見えない誰か」とよく会話をしている
子どもが壁に向かって何かを話しているというのは、本当によく見る光景です。
特に、幼い頃に目にすることが多いので、小さな子どもにしか見えない何かがそこにはいるのかなと、不安や興奮を覚えたりもしたもの。
あと、たまにパッと子どもを見ると、天井のほうをジーっと見つめていたりすることもあり、それはそれでなんだかちょっと怖かったりもしました。
それが霊的な現象であるのか、ただの子どもの独り言なのか、今となっては真相はよくわかりませんが、幼い子どものおもしろ&驚きあるある行動のひとつであるとは言えるでしょう。
次回の育児あるある図鑑は、「口ぐせコピー」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。