育児あるある図鑑【File.48】は… 『壁に穴あり障子に穴あり』
■生息地
リビングや子ども部屋など。
祖父母の家のお座敷にもよく現れる。
■生態
元気がありあまり、はしゃぎまくって暴れ回って、壁やふすま、トビラなどに穴を開けてしまう。
さらに、お座敷で障子を発見した際には、その物珍しさに心を奪われ、最終的にはどうしても指で穴を開けずにはいられなくなる。
そして、壁や障子に穴が開くと、今度はそこに腕や指を突っ込んで、さらに穴をどんどんと大きくしていく傾向にもある。
大きく広げた穴には、頭から入り込もうとしたりもして、“穴があったら入りたい”モードに突入する場合も…。
穴の開いた障子から首だけを出し、その姿を目にしたパパやママが驚きの悲鳴をあげるなんて悲劇が起こることもある。
■「障子に穴を開けたくなる」のは抑えきれない欲求
外だけではなく、家の中でも四六時中子どもは暴れ回るので、ときには勢い余って壁やふすまなどに穴を開けてしまうなんてこともありますよね。
また、障子を見ると、どうしても指で突っついて穴を開けたくなってしまうのも、子どもの抑えきれない欲求と言えるかもしれません。
さらに、穴を見つけると、それを広げようとする習性もあるので、そういった部分でも注意が必要でしょう。
自分の家ならまだしも、他人の家やお店のお座敷でも、目を離した隙に穴を開けようとすることもあり得るので、「やってはいけないこと」だというのは、やはり一度きちんと教えておくべきですよ。
次回の育児あるある図鑑は、「着ないモード」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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