育児あるある図鑑【File.27】は… 『あちこち歯形』
■生息地
リビングや寝室など。
かじりやすいものが置いてある場所ならどこでも。
■生態
かじれそうなものがあったら、とにかくなんでもかじりつき、あちこちに歯形を残しまくる。
別名「なんでもかじり虫」なんて呼び名もあるとかないとか…。
積み木、絵本、ダンボール、ペン、おもちゃなど、ありとあらゆるものをかじるが、やはり一番の好物はえんぴつ。
HBから5Bまで、どんな濃さのえんぴつであろうと、お構いなしにガジガジと歯形をつけていく。
パパやママのペンケースに入っているえんぴつを知らぬ間にかじっていることもあるので、気をつけないと職場で歯形だらけのちょっと恥ずかしいえんぴつを使うはめになったりもするかも…。
■なんでも口に入れるので「危険物」には注意
えんぴつをかじって歯形をつけまくる。
これは、子どもの頃に誰もが一度はやったことがある行為ではないでしょうか。
もちろん僕にも経験があるのですが、しっかりと我が娘にも「えんぴつかじり」の遺伝子は受け継がれていました。
しかも、えんぴつに限らず、絵本やおもちゃなどにも、まるで「これは私のものよ」とマーキングをしているかのように、娘の歯形がくっきりと…。
なんでも一度は口に入れたがるのは、子どもによく見られる習性のひとつであるのかもしれません。
ただ、誤って飲み込んでしまったり、口に入れてはいけないものまで入れてしまう可能性だってあるので、特にまだ幼い子どもの手が届く場所には、危険なものは置かないようには注意するべきでしょう。
次回の育児あるある図鑑は、「水たまりスプラッシュ」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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