育児あるある図鑑【File.45】は… 『白線探し』
■生息地
外出中の道路の上。
横断歩道やスクランブル交差点ではテンションMAX。
■生態
道路上にある白線の上だけを歩いて行こうとする。
「白線から落ちたら死ぬ」「白線から落ちたらサメに食べられる」「白線の下には鬼が100匹いる」などと独自のルールを作り出し、なんとしても白線から落ちないように自分にプレッシャーを与えたりもする。
特に、横断歩道や交差点などの白線群に遭遇したときには、より気合いが入り、ピョンピョンと飛び跳ねながら白線の上を進んで行く。
白線が途切れた際には、「次の白い線のところまで抱っこして!」なんて言ってくることもあるので、パパとしては非常に面倒な行為でもある。
■「横断歩道」でふざけすぎるのは危険度も高い
白線の上だけを歩くというのは、僕も子どもの頃にやっていましたが、現代の子どもたちもやっているものなのですね。
うちの娘も散歩中に白線を発見した際には、必ずと言っていいほど、その上を歩きたがります。
しかも、「この下は深い海になっているから、絶対に落ちちゃダメなの」と、僕の子どもの頃と同じようにちゃんと独自のルールもあり。
こんなところにもDNAは受け継がれていくんだなと、なんだかちょっと感慨深い気持ちにもなりました。
ただ、特に横断歩道などは、ふざけて歩いていると危険なだけではなく、周りの人たちに迷惑をかける恐れもあるので、やっていい場所とやってはいけない場所の違いはきちんと教えるようにしないといけませんね。
次回の育児あるある図鑑は、「お店の中心で買ってとさけぶ」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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