育児あるある図鑑【File.11】は… 『手あかマーキング』
■生息地
窓、テレビ、パソコン、鏡、ガラス戸などの付近。
また、パパやママのスマホ画面やメガネレンズにも容赦なくマーキングしてくる。
■生態
ガラス系、液晶系、レンズ系。
そういったものにとにかく目がなく、ベットリと手あかをつけてマーキングをしていく。
「ここは私の縄張りだ!」と言わんばかりに、毎日のように無数の手あかをいろんなところに残していく。
さらに高度になると、「ブチュ~!」とキスマークかのような唇の跡を残してあるケースもあり、縄張り意識の強さを伺わせる。
フライドチキンやポテトなどの脂っこい食べ物を食べた手で、容赦なくメガネのレンズにマーキングをして、パパやママをげんなりさせることもある。
■食後は「脂ギトギトマーキング」に要注意
そろそろ寝ようと思ってテレビを消したときに、ビックリしたことがあります。
真っ黒になった画面に、無数の手形がくっきりと浮き上がっていたのです。
一瞬、心霊現象か何かかと思ったほど…。
でも、注意をしてよーく見てみると、家の色んなところに娘の手あかによるマーキング行為がなされているのです。
さらに、ベランダの窓に明らかにチョコレートが付着していたことがあり、どうやら娘はチョコレートを食べながら窓にキスマーキングをしていた模様。
子どもはお箸だけではなく、手も使って食事をすることがとても多いので、食後はちゃんと手を洗わせるようにしないと、家のどこかに脂ギットギトのマーキングをされちゃうことになりますよ。
次回の育児あるある図鑑は、「無限リピート再生」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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