育児あるある図鑑【File.28】は… 『水たまりスプラッシュ』
■生息地
雨の日の道路や公園。
雨上がりの街中にも頻繁に現れる。
■生態
雨の日になると、憂鬱な気分になるどころか、むしろテンションが一気に上がる。
なぜなら、たくさんの「水たまり」が、あらゆる場所に誕生するから。
そして、水たまりを見つけたら最後、もう本能的にそこに入って行かずにはいられない。
そのまま大きなジャンプとともに、思いきり突っ込んではしゃぎ回る。
その際に、バシャバシャと水しぶきがあがることで、さらにテンションはどんどん上がっていく。
土の地面にできた水たまりに入ると、“泥水スプラッシュ”という最悪の攻撃を仕掛けてくることもある。
■「雨上がり」の際は雨具を着ていないので危険度も大
「子どもは遊びの天才」なんて言葉もありますが、本当にその通りだと思います。
大人からすると厄介な「水たまり」でさえ、子どもには立派な遊び場になるもの。
見つけたら大喜びで入って行き、バシャバシャと水しぶきをあげて跳んだり跳ねたり…。
親がなるべく水たまりの近くを通らないようにしても、小さくてちょっとわかりにくい水たまりを目ざとく発見して、サッと入り込んだりもします。
雨が降っているときは、子どもも雨カッパや長靴を着用しているからまだいいですが、雨上がりなどには普段着のまま水たまりに入ろうとすることもあるので、さすがにそれには要注意。
あと、周囲にいる他の人に水しぶきがかかったりしないように気をつける必要もあるでしょう。
次回の育児あるある図鑑は、「消し去りしアプリ」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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