育児あるある図鑑【File.58】は… 『鼻の穴があったら入りたい』
■生息地
主に自宅のリビング。
ただ気を許せば、どこにでも平然と現れるようになる。
■生態
なぜ鼻の穴に指を入れるかって?
そんなの決まってるだろ。そこに鼻の穴があるからさ!
なんて迷言を残しそうなほど、実に堂々とした顔で鼻の穴に指を入れてほじりまくる。
「なんかやけに静かでおとなしくしているな」と感じるときは、振り向いてみると熱心に鼻をほじっていることが多い。
自宅の中でだけやっている分にはまだいいが、そのうち慣れてくると公共の場や友達の家などでも平気で鼻の穴に指を入れるようになるので、パパやママは常に目を光らせていなければならなくなる。
■「鼻血」が出るほどほじらないように注意
いつもは騒がしい子どもが、急におとなしくなったときには、何かよからぬことをしている場合が多いものです。
ゴミを撒き散らしていたり、落書きをしていたり、積み木をペロペロと舐めていたりすることも…。
そして、それらの行動に劣らず、かなりの高頻度で見られるのが、鼻の穴に指を入れているシーン。
テレビを観ているときなど、もはやそこが定位置かのように、当たり前のように指が鼻の穴におさめられています。
鼻がムズムズするときなどは仕方がないですが、クセのようになってしまうのはさすがに親としても困るでしょうから、人前ではしないようにきちんと教えてあげることは大事なことです。
あと、奥まで指を入れすぎたり、激しくグリグリほじりすぎると、傷つけて鼻血が出る原因にもなるので、そういった点にも注意したほうがいいでしょう。
次回の育児あるある図鑑は、「あれもこれもそれも」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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