育児あるある図鑑【File.40】は… 『ゼロ距離ハクション』
■生息地
パパやママの近く。
風邪気味の際や寒い時期などに現れることが多い。
■生態
パパやママとゼロ距離の位置で、思い切りくしゃみをする。
しかも、ここぞとばかりに、「ハックショーン!!」と大きな声をあげて、大量のツバを吐き出しながらのくしゃみを繰り出す。
当然ながら、パパやママの顔には、“ツバの雨”が降り注ぐことになる。
また、食事中にごはん粒を口の中に入れた状態で、パパやママの近くでくしゃみをする、「ゼロ距離ライスシャワー」という仲間も存在する。
これはとにかく後片づけが面倒で大変なので、「ゼロ距離ハクション」よりもかなりタチの悪い相手だと言える。
■「くしゃみをするときには手で覆う」と教えることが大事
「ハックショーン!!」という大きな声と共に、大量のツバを顔面に浴びる。
これは、子を持つ親であれば、誰もが何度か体験する悲劇であるでしょう。
まるで狙っていたかのように、顔と顔が近づいているときに限って、くしゃみをお見舞いしてきます。
しかも、ノーマルなくしゃみだけではなく、口の中に食べ物が入っているバージョンの場合も…。
ご飯粒、せんべい、粉薬などを口に含んだ状態でのゼロ距離のくしゃみは、もはや地獄としか言いようがありません。
親の前ならまだしも、他の人に迷惑をかけるようなことにならないように、「くしゃみをするときには手で覆う」というのは、早々に子どもに教えなければいけない習慣だと言えるでしょう。
次回の育児あるある図鑑は、「さよなら片っぽ」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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