育児あるある図鑑【File.14】は… 『お味見マイスター』
■生息地
おもちゃ箱の近く、リビング、公園など。
口の中に入れられそうな物があったら、味見へと動き出す。
■生態
初めて目にする物は、とにかくまず味見をしていく。
レゴ、ミニカー、積み木、リモコン、キーホルダー、その他なんでも…。
まるで“神の舌”を持っているかのように、次々とその舌であらゆる物を味見して確かめてみる。
でも、確かめるだけで、そこから先にはこれといって特に何があるわけでもない。
ただあらゆる物を、次から次へとよだれまみれにしていくだけである。
気を抜くと、外で石ころや砂の味見にまで手を伸ばそうとすることがあるので、パパとママは一時も目を離すことができない。
■とりあず「何でも口に入れる」ので油断は大敵
子ども、特にまだ赤ちゃんの頃って、とりあえず何でも口の中に入れようとしますよね。
ペロペロとありとあらゆる物を舐めまくって、味見をしてはなんだかちょっと渋い顔をしている。
ものすごく厳しい板長、もしくは味にシビアな料理長みたいな雰囲気をかもし出していたりもするのです。
口に入れて確かめてみようとするのは、赤ちゃんや子どもが必ずといっていいほど行うこと。
ただ、危険な誤飲の原因になったり、思わぬケガを引き起こすようなことにもなりかねないので、口の中に入れたら困るものは子どもの手の届くところには置かないようにするべきです。
ハサミやカッター、先の尖った物などは、特に注意をしてくださいね。
次回の育児あるある図鑑は、「乗っ取りカメラロール」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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