育児あるある図鑑【File.21】は… 『歩かざること山の如し』
■生息地
お出かけ中の路上やお店の中など。
疲れたらどこであろうとドンと座り込み、そこから動かなくなる。
■生態
疲れの限界に達すると、急にその場に座り込んで一歩も動かなくなる。
そのドシッと構えててこでも動かない姿は、まさしく「山の如し」。
そして、「今すぐ抱っこすること風の如し」といった感じで、パパやママに抱っこの要求を突きつける。
泣き出したり、座り込んだり、寝転び出したり、駄々をこね始めたりと、とにかく歩かずに済むようにと、ありとあらゆる手段を駆使したりもする。
それを無視して行ってしまおうとするパパやママと、絶対に抱っこしてもらうまで折れたりしないという子どもの壮絶な我慢比べが始まるなんてこともしばしば。
■いつでもすぐに「抱っこ」をしてしまうのはNG
「抱っこ!抱っこ!」と、歩くのを嫌がって子どもが泣き出すというのは、非常に頻繁に起こること。
「もうこれ以上は歩かない!」と決めてしまうと、そこから一歩も動かなくなるなんてことも多々あるでしょう。
公衆の面前でギャン泣きをされたりしたら、人目だって気になってしまうので、思わず抱っこをしてしまうなんてケースも多いかも。
ただ、「駄々をこねたら抱っこをしてもらえる」と思わせることになるのは、やはりいいことではないもの。
うちの娘の場合は、「あの信号まで歩いたら抱っこしてあげる」と言うと、そこまでは歩いてくれたりもしたので、そうやって少しずつ歩かせるようにしていくのもひとつの方法かもしれませんね。
次回の育児あるある図鑑は、「ノンストップ高い高い」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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